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ニュージーランドの「第二言語教育」に関する言語社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520280
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関名城大学 (2005-2006)
中京女子大学短期大学部 (2003-2004)

研究代表者

岡戸 浩子  名城大学, 人間学部, 助教授 (70352896)

研究期間 (年度) 2003 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードニュージーランド / 言語政策 / 言語教育政策 / 第二言語 / マオリ語 / 言語意識 / 言語社会学 / 多言語社会 / 第一言語
研究概要

本研究では、この国で推進されている言語政策および言語教育政策と大きな関わりを持つ学校教育における「第二言語教育」について社会言語学(狭義での言語社会学)的視点から現状を考察し、政策の推進における問題点および阻害要因を明らかにすることを目的とした。そのために、平成15年度〜18年度に渡ってニュージーランドを訪れ様々な調査を行った。
第一に、「第二言語教育」の実態と学習者の意識に関して明らかにするために、中等学校の第二言語学習者に対してアンケート調査を行い、得られたデータを基にしてSPSS, Amosによる因子分析やパス解析等の種々の統計的手法を用いた分析を行った。第二に、上記の量的調査に加えて、質的にも確認するために、言語教師に対しては第二言語教育の現状と最近の傾向について、そして言語学習者に対しては言語学習に関するインタビュー調査を行った。第三に、カンタベリー大学、マッセー大学、ワイカト大学、オークランド大学、オークランド工科大学の研究者およびニュージーランド教育省の担当者に対してインタビュー調査を行った。その際、今回の研究にとって貴重な資料・情報を入手することができた。
上記の調査結果から、(1)カリキュラム、(2)第二言語の必修化、(3)教員不足、(4)学習者の「言語」教育に対する意識、に関する問題点および課題が明らかになった。これらの課題に取り組むためには、行政によるさらなる積極的な言語教育政策の施行と、ひいては総合的な言語政策が国から打ち出されることが必要であると言える。
研究期間中には、中間報告的な内容も含め、いくつかの雑誌論文や図書(著作)のかたちで研究の成果を発表した。

報告書

(5件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (16件)

すべて 2006 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (7件) 図書 (8件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] ニュージーランドの第二言語教育政策-日本語学習者の学習理由に影響を与える要因-2006

    • 著者名/発表者名
      岡戸浩子
    • 雑誌名

      言語政策 第2号

      ページ: 41-55

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] ニュージーランドの中等学校におけるフランス語学習者に関する一考察2006

    • 著者名/発表者名
      岡戸浩子
    • 雑誌名

      日豪NZ教育文化学会紀要 第5号

      ページ: 15-24

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Second Language Education Policy in New Zealand : Factors affecting the reasons for studying Japanese2006

    • 著者名/発表者名
      Okado, Hiroko.
    • 雑誌名

      Langue Policy 2

      ページ: 41-55

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] New Zealand no chutogakkou ni okeru France go ni kannsuru ichikousatsu2006

    • 著者名/発表者名
      Okado, Hiroko.
    • 雑誌名

      JANTA Bulletin 5

      ページ: 15-24

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] ニュージーランドの中等学校におけるフランス語学習者に関する-考察2006

    • 著者名/発表者名
      岡戸浩子
    • 雑誌名

      日豪NZ教育文化学会紀要 第5号

      ページ: 15-24

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ニュージーランドの第二言語教育への意識に関する一考察2004

    • 著者名/発表者名
      岡戸浩子
    • 雑誌名

      国際開発研究フォーラム 第26号

      ページ: 115-128

    • NAID

      110000555529

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] The Second Language Education in New Zealand : A View of Language Policy2004

    • 著者名/発表者名
      Okado, Hiroko.
    • 雑誌名

      Forum of International Development Studies 26

      ページ: 115-128

    • NAID

      110000555529

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] アジア・オセアニアの英語2006

    • 著者名/発表者名
      河原俊昭, 川畑松晴(編)
    • 総ページ数
      233
    • 出版者
      めこん
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要
  • [図書] Asia Oceania no Eigo.2006

    • 著者名/発表者名
      Kawahara, Toshiaki, Kawabata, Matsuharu (ed.)
    • 総ページ数
      233
    • 出版者
      Mekon.
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] 事典 日本の多言語社会2005

    • 著者名/発表者名
      真田信治, 庄司博史(編)
    • 総ページ数
      386
    • 出版者
      岩波書店
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 多言語社会がやってきた2004

    • 著者名/発表者名
      河原俊昭, 山本忠行(編)
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      くろしお出版
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] 自治体の言語サービス-多言語社会への扉を開く-2004

    • 著者名/発表者名
      河原俊昭(編)
    • 総ページ数
      298
    • 出版者
      春風社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] Tagengo Shakai ga Yattekita.2004

    • 著者名/発表者名
      Kawahara, Toshiaki, Yamamoto, Tadayki (ed.)
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      Kuoshio Shuppan.
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] Jichitai no Gengo Service- Tagengo Shakai eno Tobira wo Hiraku.2004

    • 著者名/発表者名
      Kawahara, Toshiaki (ed.)
    • 総ページ数
      298
    • 出版者
      Shunpu-sha.
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] 多言語社会がやってきた2004

    • 著者名/発表者名
      河原俊昭, 山本忠行(編)共著
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      くろしお出版
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 岡戸浩子: "ニュージーランドの第二言語教育への意識に関する一考察"国際開発研究フォーラム. 第26号. 115-128 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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