研究課題/領域番号 |
15520288
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
真田 信治 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00099912)
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研究分担者 |
井上 文子 国立国語研究所, 情報資料部門第一領域, 主任研究員 (90263186)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ネオ方言 / 中間方言 / 奄美方言 / 地域標準語 / 方言復権運動 / シマグチ / 方言運動 / ウチナーヤマトゥグチ / カライモ普通語 / トン普通語 |
研究概要 |
報告書(「奄美」)に記載した研究成果の概要は、次の通りである。 1.奄美の方言談話調査報告 調査者を話し相手とする談話調査の結果から、奄美方言話者の談話に見られる言語的特徴を記述し、地域的標準語の実態を分析した。対象項目は以下のものである。 「奄美方言話者の使用するコ系指示詞の特徴」「奄美方言話者の使用する"ナンカ"の特徴」「奄美方言話者の使用する文末詞"よね"の特徴」「奄美方言話者の使用するアスペクト形式の特徴」「奄美方言話者の使用する否定辞を含む表現の特徴」「奄美方言話者の使用する"チ"の特徴」「奄美方言話者の使用する丁寧形式"デス""マス"の特徴」:資料(談話文字化資料) 2.奄美の待遇表現の実態 面接調査の結果から、奄美における待遇表現の世代差について記述し、その表現行動の変容を分析した。対象項目は以下のものである。 「親族語彙」「対称代名詞」「自称代名詞」「敬語運用-動詞述語-」:資料(対称代名詞適用対象の詳細) 3.奄美の言語文化をめぐる伝承活動の報告 聞き取り調査の結果から、奄美における方言復活運動の実態について報告した。内容は以下のものである。 「シマグチをめぐる歴史と伝承活動の概況」「篠川集落における"島口教室"の事例」「諸鈍集落における事例」「その他の集落における事例」「各集落における共通点と相違点」:資料
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