研究課題/領域番号 |
15520314
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
|
研究機関 | 大阪府立大学 (2005) 大阪女子大学 (2003-2004) |
研究代表者 |
内田 充美 大阪府立大, 人間社会学部, 助教授 (70347475)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | 英語 / フランス語 / 対照言語学 / 節接続構造 / コーパス / パラレルコーパス / 情報構造 / 文法化 |
研究概要 |
本年度は、以下の内容で研究を実施した。 コーパス資料の作成 昨年度にひきつづき独自のミニコーパス構築作業を継続した。具体的には、インターネット上で得られる英語とフランス語の二言語で準備された資料に着目し、研究に適した形態で言語資料として格納した。 機能主義・認知言語学分野および歴史言語学関連の図書充実 (1)Typological Studies in Language、Cognitive Linguistics Researchシリーズをはじめとする機能主義・認知言語学分野の図書(2)対照言語学的観点からの資料分析のために利用するフランス語の辞書類および、対照言語学的分析に通時的研究成果を活かす目的で(3)歴史的観点からの分析のための語源辞典類(4)文法化研究関連の図書を購入した。 成果の発表と、国内外の研究者との意見交換 英語とフランス語のパラレルコーパスを用いた構文対照研究の成果を、Rodopi社Language and Computersシリーズの論文集と、本学の紀要に発表した。対照言語学的観点からの研究の一環として、名古屋大学コーパスプロジェクトの研究者と行った共同研究の成果を2本の論文として発表した。節接続機能を担う語についての英語-フランス語比較研究の成果を、ヨーロッパ辞書学会国際会議(EURALEX 2004)で発表した。英語のexceptによる節接続構造について、大規模コーパスを用いて調査した結果を分析した論文が雄松堂出版(およびJohn Benjamins社)から発刊される論文集に採択されることが決定した。上記論文の共著者である歴史言語学、フランス語学分野における国内の研究者と研究上の意見交換を行った。また、ブルターニュ南大学の英語学研究者と英語-仏語の対照言語学的研究についての意見交換を行い、今後の共同研究の可能性を検討している。
|