研究課題/領域番号 |
15520357
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
筏津 成一 鳥取大学, 大学教育総合センター, 教授 (90098640)
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研究分担者 |
沼野 治郎 広島国際学院大学, 現代社会学部, 教授 (30320021)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 東アジア3カ国 / アジアの英語 / 交流の場 / 国際語 / 言語コミュニケーション / 留学経験 / 外国語教育 / 会話能力 / 英語使用 / 「交流の場」 / 英語教育 / 多文化主義 / 留学 / コミュニケーション / アジアの言語 / 旧植民地 / 文法訳読主義 / RELC / 英語 / 共通語 / 研究分野 / 母語 / 国際学会 / 日本:韓国:中国 |
研究概要 |
【平成15年度】韓国(忠南大学校、韓国海洋大学校他)および中国(大連理工大学、中国人民大学他)に出張してアンケート調査を行い、それぞれ約200部、約100部を回収し、分析調査を行った。 【平成16年度】15年度に引き続き、中国(大連大学、東北大学)に出張して再度アンケート調査を実施した。これによって約150部のアンケート票を回収。さらに日本人に対しても同様のアンケート調査を実施して約170部を回収した。また、アンケート分析に必要な文献を収集するために、東南アジア教育大臣機構附属地域言語センターの図書館に出張して東南アジア諸国の英語教育関連の文献調査を行った。 【平成17年度】過去2カ年分のアンケート調査を分析するとともに、多文化主義の進むオーストラリアに出張してアジア人の英語使用の実態を調査した。 以上の調査結果から、日本、中国、韓国という東アジア3ヵ国における英語使用において、研究分野、留学体験が回答者に与える影響が明らかになるとともに、それぞれの国の文化的・社会的背景や国民性の違いが、英語使用者の心的態度や使用実態に少なからぬ影響を与えることが確認された。さらに、英語と並行して、相手国の言語をどこまで使用すべきか、という問題についても新たな知見が得られ、今後の第2外国語学習のあり方について示唆的なデータを得ることが出来た。
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