研究課題/領域番号 |
15520365
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
堀田 英夫 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (90128637)
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研究分担者 |
田中 敬一 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (40171748)
小池 康弘 愛知県立大学, 外国語学部, 助教授 (40244537)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | スペイン語 / テレビ会議システム / 外国語教育 / コミュニケーション / 遠隔授業 / 国際情報交換 / メキシコ / テレビ会議 |
研究概要 |
特定地域に偏らない基礎的標準スペイン語モデルの研究を進め、スペイン語教育にメキシコの学生との映像、音声を含むオンライン遠隔通信を組み入れ、コミュニケーション能力養成という観点から、効率化・達成度向上をめざすスペイン語教育のシラバスを研究した。 1.特定地域に偏らない基礎的標準スペイン語モデル研究を、メキシコ・スペイン語の主として前置詞の用法について研究した。先行研究でメキシコあるいはラテンアメリカ・スペイン語での前置詞使用の特徴とされてきたもののいくつかのうち、民衆層の特徴ではなく、現代メキシコで教育を受けた階層の規範となっているものを区別することができた。 2.日本の大学における外国語としてのスペイン語教育で、テレビ会議システムによる外国の学生とのコミュニケーション実践を組み入れ、コミュニケーション能力養成を目的としたシラバス案を検討した。 3.コミュニケーション内容として、メキシコと日本の文化および言語研究の分野で、両国の学生同士の意見表明、話し合いをスペイン語および日本語で実践した。事前準備と実際のコミュニケーション行動との関係や、外国語学習・コミュニケーション実践への動機付けなどについての最終評価には時間経過が必要であるが、実施直後の観察やアンケート結果から、その効果については評価することができた。 4.遠隔通信システムの技術面、運用面で、スペイン語など外国語教育への応用の有効性と同時に問題点のいくつかを明らかにした。
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