研究課題/領域番号 |
15520390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
尹 健次 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (90175670)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 日本 / 韓国 / 思想 / 日韓関係 / 近代性 / 植民地性 / 脱植民地主義 / 植民地近代 |
研究概要 |
本研究が終わって1年たち、当初予定した成果を出すべきであるが、諸々の事情から成果の発表が遅れている。現在、書籍と.して刊行することに全力を尽くしているが、約1年、なお遅れそうである。できれば来年春、つまり2008年5月頃までに書籍として刊行したいと思っている。予定目次はつぎの通りであるが、現在約半分の執筆が終わっている。書名は未決定である。 第1章 新たな同時代史への出発-日本敗戦と朝鮮解放 1 軍事占領の質的差異と対米意識 2 解放空間と民衆意識 第2章 思想再建の模索-日本と韓国のずれ 1 「平和憲法」と「分断憲法」 2 左翼と右翼の言語体系 第3章 冷戦体制下での相互認識の枠組み 1 在日朝鮮人の出現とその社会的意味 2 韓国4・19学生革命と日米安保条約反対運動 第4章 日韓関係の再出発と相互理解の困難 1 日韓条約と他者認識 2 韓国民主化運動の展開と日韓連帯運動の芽生え 第5章 相互認識の葛藤と前進 1 民主化運動の高揚と韓国知識人の獄中体験 2 教科書問題をめぐる日韓のきしみ 第6章 脱冷戦時代の南北分断継続と脱植民地化の課題 1 ポストトモダン論議と歴史認識をめぐる葛藤 2 東アジアをめぐる国際的条件の変化と日本の南北朝鮮観
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