研究課題/領域番号 |
15530170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 東欧 / 転換期 / 民営化 / FDI / 欧州加盟 / 中東欧 / 過渡期 / 東欧諸国 / 中欧諸国 / EU加盟 |
研究概要 |
当研究は2004年5月に欧州共同体に加盟した中東欧8ヶ国の共産圏の計画経済から市場経済への道、いわゆる転換期の経験をまとめようとしている。研究に当たって代表者は中東欧8ヶ国の過渡期課題を現地に研究者と協力して、それぞれの国に関して会議を行い、文献、統計データを収集して国ごとに報告を準備した。 国ごとの報告書の準備として、2003年の春から代表者は通信などの手段を通じて連絡を取って、夏に8カ国に回って参加者を選んで、交渉して、作業の内容、方法を議論して準備調整を行い、テーマの内容と薦め方を決めて研究をスタートさせた。2004年の4月、9月に現地でハンガリーのブダペストにワークショップを開いて準備中のレポート成果を確認して、研究中に浮かび上がっていた様々な課題を議論して、必要となった調整を行い、追加的なデータと課題の必要性を決めて研究活動を進めていた。 両方のワークショップの前後でも研究活動に協力していた先生方とメールの遣り取りをしてディスカッションを行った。年度末まで報告書をメールディスカッションを通じて充実し、2005年の4月まで完成させた。今、研究は纏められ、出版準備の段階に入っている。 研究の成果として、参加者も大変勉強になり、先生方はその成果を今後の研究基礎として利用し、教育の面でも活かしている、投資家にも利用出来ると考えられます。諸国の発展、市場経済への準備では初期かなりの格差があって、それにも係らずEUに加盟するまでには市場経済の準備が足並みを揃って完成させた。過渡期初期の異なった事情にも係らず投資家の扱い、民営化の進め方は非常に似ている幾つか課題は軒並みに現れ、反応、解決方法も似ていたが驚くべき成果も見えている。遅れて過渡期に入った国はどこの国よりも早い魅力的な成果を上げることもあり、過渡期が終わっていない、さらに注目すべきところもある。従いまして、長期的にどんな成果が現れるのかまだ研究を続けないと解らない問題、課題が沢山残っている。
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