研究課題/領域番号 |
15530246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
森川 章 名城大学, 経営学部, 教授 (20140022)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | デュポン社 / 人事部 / サーヴィス部 / 労務管理 / ホワイトカラー / ブルーカラー / ヒューマンリソース / ハグレー博物館・図書館 / 会社組織図 / 社会保障 / 昇進階梯 / GM社 / ヒューマン・リソース・マネジメント |
研究概要 |
本研究は、主要にはハグレー博物館図書館が所蔵しているデュポン社の経営資料を分析し、サーヴィス部および人事部の確立過程を具体的に明らかにする形で進められた。その結果、ホワイトカラー労働者のみならずブルーカラー労働者を含むデュポン社の従業員全体の管理体制がいかに形成されたかを明らかにすることができた。とくに第1次大戦以前の時期から開始されていたデュポン社の従業員管理体制構築への取り祖み跡を具体的な資料に基づいて明らかにできたことは大きな成果であった。 当初の研究計画ではデュポン社以外の諸企業(GM社やGE社など)についても分析を進める予定であったが、デュポン社以外の諸企業については十分な資料が得られず、従業員管理体制構築への取り組みの実態を解明するには至らなかった。 これらの研究成果は、すでに論文として公表してきた。したがって「研究成果報告書」は、それらの公表論文を収録する形で作成されている。ただし収録した論文の中には平成15年度以前のものがあるので、そのことについて一言しておこう。本テーマに関する研究自体は平成15年度以前に開始されており、その成果はすでに2篇の論文として公表されていた。つまり科学研究費補助金を得て進められた今回の研究は、すでに開始されていた当該研究をさらに発展させるものとして実施された。このような研究経緯を考慮して「研究成果報告書」の構成は次の二部構成となっている。つまり科学研究費補助金を受ける前に研究され発表された第1部と科学研究補助金を受けて研究され発表された第2部の二部構成となっている。これは「研究成果報告書」の中心となる第2部の研究成果の意義を明確にするために必要な措置である。
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