研究課題/領域番号 |
15530286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
黒田 重雄 北海学園大学, 経営学部, 教授 (10001801)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 比較マーケティング / グローバル・マーケティング / 国際市場細分化 / 比較分析枠 / 国際比較指標 / 国々の分類 / フランスの消費者行動と商業活動 / 国際市場細分化分析 / 消費者行動の国際比較 / フランスの消費者行動 / フランスの商業活動 / 国際マーケティング / 消費行動の国際比較 |
研究概要 |
本年度は、昨年(平成15年度)に引き続き「比較マーケティング」研究の理論的・実証的側面での展開を行ってきた。 (1)理論面では、「比較マーケティングとグローバル・マーケティング」の関連性について検討するとともに、新しい研究課題として「core culture」の登場を示唆している。 (2)実証面では、2つの研究展開を行った。第1は、前回分析(1991年データ使用の世界36カ国・40変数(経済変数、消費者行動変数、社会経済変数、マーケティング変数))の国際市場細分化分析(類型化分析)と同様のフレームワークで、今回収集した2000年データを使用して39ヵ国・34変数の類型化分析を行った。また、10年間という時間的経過において得られた細分化部分の時点問比較検討を行った。特に、細分化部分、すなわちグルーピングされた国家群それ自体の変質や国家のグルーピング間移動性の有無について検討できた。グルーピング結果にそれ程の変化はないなど、いくつかのファクト・ファインディングや問題点を獲得している。さらに、世界全体を始め、アジア、ヨーロッパ諸国等における類型化分析も行っている。 また、第2は、個別市場特性分析として「フランスの消費者市場と商業活動」研究を行っている。これまた、前回論文(1996年)から約10年を経た今日、フランスの商業面においては、これまで浮き彫りになっていた点がさらなる進展を遂げ、それがまた競争激化を招いていることが分かってきた。
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