研究課題/領域番号 |
15530287
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
田中 正郎 青山学院大学, 経営学部, 教授 (30155163)
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研究分担者 |
堀内 正博 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (80114891)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 商学 / 情報システム / プロセス指向 / サプライチェーンマネジメント / システム化 / 戦略レイヤー / プロセス詳細化レイヤー / 実行レイヤー / ベストプラクティス / ビジネスプロセス |
研究概要 |
流通情報システムの進展を背景に、生産-中間流通-小売店-消費者の間で、商品を一気通貫させる消費者起点流通システムの構築が課題となっている。特に、緊密な企業間連携を前提としたCPFRに代表される次世代サプライチェーンマネジメントに対する期待が高まっている。しかしながら実際には、SCORモデルなどが提案されてはいるものの、依然として部分最適化に陥り、サプライチェーン全体の最適化に踏み出せないケースが見受けられる。そこで、プロセス指向の流通情報システムに関する新しい分析概念枠組みを構築するとともに、流通情報システム構築の方法論を確立することを目的として研究をおこなった。 具体的にはこれまでの研究成果を踏まえて、プロセス指向の流通情報システムに関する概念枠組みの構築を、主として文献研究によって進めた。並行して、企業における流通情報システムの構築事例を調査研究するとともに、パッケージソフトウェアの導入方法論に文献による調査研究をした。その結果、実態としての業務は組織的な縦割りではなく組織間を跨いで運用されていることから、機能の論理化が有効である。機能の論理化は、機能横断的な情報の流れの確認、業務プロセスの論理化そして業務機能の抽象化という3段階の作業を経ておこなえることが明らかになった。加えて、テンプレート概念を導入したプロセス指向の流通情報システム構築の概念設計が有効であるとの知見を得た。
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