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メディア・リテラシー教育に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530342
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関法政大学

研究代表者

稲増 龍夫  法政大学, 社会学部, 教授 (70134426)

研究分担者 藤田 真文  法政大学, 社会学部, 教授 (60229010)
土橋 臣吾  武蔵工業大学, 環境情報学部, 専任講師 (50350236)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードメディア・リテラシー / テクスト分析 / テレビドラマ演出分析 / ドキュメンタリー制作 / 総合学習 / 情報科目 / 団塊世代 / カルチュラルスタディーズ / メディア制作実践 / 情報教育 / テレビ / 消費文化 / テフスト分析 / 受容理論 / メディアリテラシー / メディアリアリティ / メディア身体性 / 受け手研究 / リアリティ構成 / 映像カット割り / デジタルテレビ
研究概要

3年間にわたるメディア・リテラシー研究は「文献レビュー」「フィールド調査」「教育プログラム提案」の3本柱で展開された。「文献レビュー」においては、現在までの内外の研究成果を概観し、まずはメディア・リテラシー概念の出自を確認すべくイギリスとカナダにおける研究の背景と潮流を整理し、メディア・リテラシー概念の戦略的定義を試みた。それは、「メディア機器を使いこなす能力」「メディアから送り出されるメッセージを批判的に受容する能力」「メディアを用いて自らが良き送り手になるための能力」の3点に集約された。そのうち、「メディア機器の操作能力」については「マンーマシン・インターフェース」という別次元の課題として今回はふれず、残りの2領域を「批判理論」「教育実践」という視点から詳しく精査した。特に「実践」の重要性を確認した上で、「フィールド調査」に進んだ。ここでは、「テレビドラマのテクスト(物語)分析」「テレビドラマの演出分析」「ドキュメンタリーの制作」という3つのフィールドに限定し、いずれも、実習参加学生とのインタラクティブな教育実践という側面から、メディア・コンテンツへの批判的=主体的関与を醸成しつつ、分析ならびに作品制作の成果をあげた。最後に「教育プログラム提案」については、おもに、小中学校の「総合学習」や高校の「情報」の時間に展開されている「メディア・リテラシー教育」の先駆的実践事例を調査し、現状の問題点ならびに課題を指摘した後、マスコミOB、特にこれからリタイアする団塊世代を活用した「出張授業」の可能性を模索した。そして、そこで構築された教育プログラム案を、「メディアリテラシー教育の実践プログラム〜OBとの連携とITによるサポートシステム」としいうタイトルで平成18年度「特色ある大学教育GP(学士課程)」に法政大学から申請した。

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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