研究課題/領域番号 |
15530387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
太田 義弘 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 教授 (40078944)
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研究分担者 |
野澤 正子 千里金蘭大学, 人間社会学部, 教授 (70071214)
秋山 薊二 (秋山 けい二) 関東学院大学, 文学部, 教授 (50133575)
中村 和彦 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 助教授 (20330673)
溝渕 淳 吉備国際大学, 社会福祉学部, 助手 (10368730)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | ソーシャルワーク / エコシステム構想 / 支援過程 / フィードバック / サービス評価 / 生活コスモス / 包括統合化 / サービス評価ツール / フィードフォワード |
研究概要 |
本フィードバック研究は、ソーシャルワークの実践過程研究として20年余りにわたって継続してきた課題のなかでも、最後に残された未開発の課題である。 最終年度の研究は、積年の研究成果について本研究をめぐる基礎的成果をまとめ、『ソーシャルワークと生活支援方法のトレーニング』2005年として中央法規出版から公刊することができた。本書はソーシャルワーク実践過程の推進をコンピュータ・シミュレーションによって科学化して推進しようとするもので、本フィードバック過程研究は、その次を担う各論的展開ということになる。 研究経過と実績としては、 (1)エコシステム構想の実践的展開としてのフィードバック方法の定式化 (2)エコシステム構想の実践的展開を可能にするコンピュータ・ソフトの開発 (3)ミクロの実践過程をフィードバックすることから支援システムの分析 (4)フィードバックへの情報処理シミュレーション方法の構築と精緻化 (5)コンピュータ・シミュレーションとしてのフィードバック支援ツールの開発 (6)構想を用いた実践現場でのパイロット調査と活用方法の点検と検証 などを推進してきた。 特に本研究は、フィードバック研究としてのソーシャルワーク実践の成果を、サービス評価という観点から具体化し、実践という複雑多様化したサービスの過程をエコシステム構想に基づき考察してきた。研究内容は、研究成果報告に詳述をしているが、共同研究者との分担や現場のソーシャルワーカーとの協働で点検や検証、考察を深めるなかで課題が提起され、今後のさらなる過程研究への遠大な展望が明確になった。しかし所期の目的と計画に沿って着実に成果を収めることができたと評価している。
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