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ラテンアメリカ日系人へのスペイン語による森田療法アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 15530460
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 臨床心理学
研究機関東海大学

研究代表者

角川 雅樹  東海大学, 外国語教育センター, 教授 (90188607)

研究期間 (年度) 2003 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードラテンアメリカ / 日系人 / 森田療法 / スペイン語 / アイデンティティ / 日経人
研究概要

平成15-18年度の間、上記のテーマで調査研究を行なった。当初の計画に基づき各年度対象者50名を目処に4年間実施した結果として、神経質調査表回答者193名の中からセレクトした106名(男性51名/女性55名)へMMPIを送付し、回答の得られた89名(男性42名/女性47名)に対して、構造化された面接を実施した。面接資料を集積しつつ、最終対象者50名(男性25名/女性25名)をセレクトし、森田療法アプローチを行なった。
これらは、神経質調査表とMMPIの結果から、上記のアプローチが適すと考えられ、また、本人の同意の得られたラテンアメリカ日系人で、定期的に面接しつつ、神経質傾向に焦点をあてながら、日本在住に関わる適応面での状況も考慮し、森田療法アプローチの効果を検討していった。
統計調査結果として、意外なラテンアメリカ日系人の側面が明らかになったが、それは、現代日本の若者と比較した場合、日系人の方がより神経質的という点であった。面接調査でもこの点は裏書きされ、上記アプローチの効果についても、個々のばらつきはあるものの、全体としてその有効性が認められている。
日系人の多くは神経質パーソナリティを現代でもなお保持している面があり、その点で、森田療法アプローチの対象としては、むしろ、日本人よりも適しているとも考えられる。今後、この点にさらに焦点をあてた、調査研究を実施することの重要性を痛感している。

報告書

(5件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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