研究概要 |
1.初期視覚系とその脳内機構 (1)上下視野におけるスポット刺激検出に関する行動実験の結果を国際誌(Brain and Cognition,2004)に投稿し受理された。 (2)空間関係処理と空間周波数処理の関係に関する行動実験の結果を国際誌(Journal of Cognitive Neuroscience,2004)に投稿し受理された。 (3)空間周波数処理と注意に関する行動実験の結果を国際学会(CNS2004)にて発表した。 2.物体認識とその脳内機構 (1)物体構成部品の空間関係処理と大脳半球機能差に関する行動実験とfMRI実験を実施し、国内外の学会で発表した。これらの成果を国際誌(NeuroReport,2006)に投稿し受理された。 (2)非日常物体を用いた空間関係処理と大脳半球機能に関する行動実験を国内外の学会で発表した。 (3)両眼視差情報と物体認識に関する一連の行動実験を国内外の学会で発表した。 (4)非典型的景観からの物体認識に関する行動実験の結果を大学年報(2004年度)に発表した。 3.聴覚惰報処理と大脳半球機能 聴覚における周波数処理の大脳半球差に関して予備的な実験を行ない、国内学会3件、国際学会1件の発表を行なった。 4.実験心理学と存在の哲学 哲学的存在論と認知諸科学の関係に関する理論的論文を2編、大学年報に掲載した。 5.教科書の執筆公刊 認知心理学の大学テキストを編集執筆し、公刊した。
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