• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

生涯学習をサポートする複合的な学校施設と学校の安全管理の調和システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530497
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関富山大学

研究代表者

堀井 啓幸  富山大学, 教育学部, 助教授 (30190234)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード複合的な学校 / 安全管理マニュアル / 教職員・利用者の意識調査 / イギリスの安全管理 / 防犯設計の位置づけ / PFI / 安全のために閉じた学校 / いろは遊学館 / 教育技術省の調査 / 英国の学校安全マニュアル / 開かれた学校 / 学校の安全管理 / 危機管理マニュアル / 安全教育
研究概要

平成15年度においては、(1)研究目標達成のための関連文献の収集を精力的に行った。特に、池田小学校事件前後から多く出版された学校の危機管理マニュアル及びそれに関わる学校経営学領域の書籍、文科省の安全教育関係資料、文教施設協会の調査報告書、日本PTA協議会の取り組み関連資料、日本体育・学校健康センターの資料などを収集し、分析した。(2)複合的な学校施設における実態調査(施設・設備の整備の実態調査及び関係者へのインタビュー調査)を幾つかの学校、地域において行った。具体的には、学校と公民館・図書館の複合施設である志木市のいろは遊学館、我が国初のPFI事業によって建築された小学校である調布市立調和小学校など全国5地域にわたる複合的な学校施設での実態調査及び学校を支える教育委員会への調査を行っている。以上の文献収集及び実態調査から、学校を設計する側の意識と使い手である学校側の意識には少なからずギャップが存在すること、先進的な学校施設をもち、安全教育にそれなりに配慮していると思われる学校においても、安全管理に関しては試行錯誤の状況にあることなどが明らかになった。また、危機管理に関わる書籍等は多く出版されているが、教育学分野での研究論文は必ずしも多くはなく、建築学の分野においては、人的対応による防犯対策を保管する「防犯設計」の研究はなされているが、建築(計画)学の主要な分野になってはいないことも明らかになった。これらのことから、子どもの安全を守るという喫緊の課題に対して、今後、教育学(ソフト面)と建築学(ハード面)との融合が求められているといえる。
平成16年度においては、いろは遊学館、志木小学校における実態調査(教職員、利用者へのアンケート調査を含む)を継続的に行うとともに、平成15年度の実態調査を踏まえて、海外(英国)における学校の安全管理の実態調査(教育技術省及びPFIによって建築され、PFIスタッフが学校管理の一翼を担っているハイランズ・スクールでの資料収集・聞き取り調査)を行い、これからの我が国の学校の安全管理の在り方について示唆を得た。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて 2004 2003 その他

すべて 雑誌論文 (11件) 図書 (1件) 文献書誌 (3件)

  • [雑誌論文] 我が国におけるコミュニティ・スクールの現状と課題2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      筑波大学学校教育学会誌(筑波大学学校教育学会) 第11号

      ページ: 1-8

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 新しい施設と管理2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      新時代のスクール・マネジメント校長の実務(亀井浩明他編)

      ページ: 192-201

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 安全・安心の確保のための経営戦略2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      新編校長読本(小島弘道編)

      ページ: 118-122

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 学校の危機管理と情報提供2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      学校における「情報提供」と「外部評価」の進め方(小島弘道編)

      ページ: 50-53

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] A Study on Today's Community School in Japan2004

    • 著者名/発表者名
      Hiroyuki HORII
    • 雑誌名

      Bulletin of Tsukuba University for School Education Number11

      ページ: 1-8

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] わが国におけるコミュニティ・スクールの現状と課題2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      筑波大学学校教育学会『筑波大学学校教育学会誌』 第11号

      ページ: 1-8

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 新しい施設と管理2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      新時代のスクールマネジメント 校長の実務(亀井浩明他編)

      ページ: 192-201

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 安全・安心の確保のための経営戦略2004

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      新編 校長読本(小島弘道編)

      ページ: 118-122

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 学校の施設・設備は整っているか2003

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      学校を変える自己点検・自己評価(葉養正明編)

      ページ: 60-64

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 学校の安全管理・危機管理2003

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 雑誌名

      CS研レポート 49巻

      ページ: 18-23

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Safety Control and Risk Management in School2003

    • 著者名/発表者名
      Hiroyuki HORII
    • 雑誌名

      The CS Journal (KEIRINKAN) Number49

      ページ: 18-23

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] 教職研修2003

    • 著者名/発表者名
      堀井啓幸
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 堀井 啓幸: "新しいコミュニティ・スクールをサポートする学校施設整備"教職研修(教育開発研究所). 通巻369号. 88-92 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 堀井 啓幸: "「開かれた学校」と学校経営-学校の安全管理・危機管理-"CS研レポート(啓林館・教科教育研究所). Vol 49. 18-23 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 堀井 啓幸: "東京都調布市のPFIスクール「調布市立調和小学校」"わが国におけるコミュニティ・スクールの現状と課題調査報告(日本教材文化研究財団)※本科研以前からの調査結果も含む. 67-76 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi