研究課題/領域番号 |
15530598
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
田口 浩継 熊本大学, 教育学部, 助教授 (50274676)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 産学官連携 / 交流学習 / 地域連携 / 総合演習 / 栽培実習 / 産学官の連携 / 地域連携学習 / カリキュラム開発 / 栽培・環境学習 / 自然体験学習 / ものづくり教育 / プレゼンテーション能力 |
研究概要 |
「総合的な学習の時間」を担当する教師は、自ら豊かな実体験を意図的に積み重ねることが必要であり、体験から学んだことや調査したことをまとめ、他へ発信する能力を持つことも重要である。 本研究は、公的機関や民間企業と連携を図り、質の高い教育体制を作り上げることを目的に、「産学官連携による交流学習型・地域連携型の『総合演習』カリキュラムの開発」を行うことを目的に以下の4点について調査・研究を行った。 (1)「総合的な学習の時間」の目的、学校教育への導入、指導方法について再検討するとともに、熊本県の小学校・中学校で実施されている「総合的な学習の時間」の実態について調査を行う。 (2)小・中学校で実施可能な作物の栽培を選定し、実際に附属農場を用いた栽培実習の学習プログラムを開発する。その中には、学内では体験できない、森林の間伐作業、枝打ち、下草の刈り取りなど、公的機関である県の林務課及び各地の森林組合と連携した「森林体験教室」の導入を図る。 (3)「食」に関する講義や実習で学んだことを生かして、実際に附属幼稚園の園児や附属小学校の児童に対して「食育」を行う学習プログラムを開発する。教育実習中には体験できない、作業学習、体験学習についての実習を行わせることにより、指導力向上に効果が期待される。 (4)幼児や児童を対象とするものづくり教育について学習するとともに、公的機関と連携したものづくり教室において、実際に指導を行わせる学習プログラムを開発する。また、不登校児童生徒を対象とした適応指導教室でのものづくり教育を担当できる教員養成プログラムの開発を行う。 (5)これまでに体験した栽培実習や環境をテーマとした学習活動、ものづくり学習を、コンピュータを用いまとめ・発表する活動を通して、学生のプレゼンテーション能力の育成を図る学習プログラムの開発を行う。
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