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分割表のランダム生成に対する代数的アプローチを用いたマルコフ連鎖構築

研究課題

研究課題/領域番号 15540138
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 数学一般(含確率論・統計数学)
研究機関東海大学

研究代表者

渡辺 純三  東海大学, 理学部, 教授 (40022727)

研究分担者 鳥越 規央 (鳥越 規夫)  東海大学, 理学部, 講師 (40297180)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードヒルベルト関数 / 0次元ゴレンスタイン環 / ヤング図形 / ワイルの相互法則 / 多項式環 / 対称式 / 対称群 / 正整数の分割 / 可換アルティン環 / 表現論 / 一般線形群 / Hard Lefschetz theorem / 強レフシェッツ性 / 0次元可換環 / 完全交差環 / ブール次数 / 交換子代数 / 冪ゼロ行列
研究概要

A=【symmetry】^c_<i=0A_i0次元ゴレンスタイン代数とし,×A→End(A)を正則表現とする.z∈Aを一次式とする.ベキ零行列×z∈End(V)は,ブロックサイズ{f_1,…,f_x}のJordan標準形に分解するものとする.
このとき,U_i=0 : z^<f_i-1>+(z)/0 : z^<f_i>+(z)を(A,Z)のith central simple moduleという.このとき次の定理が成り立つ.
定理(1)それぞれのU_iは,対称的なHilbert関数を持っ.(2)各々のU_iが強いLefschetz条件をもてば,A自身が強いLeschtz条件を持つ.
この定理が本研究で得られたもっとも大きな定理であり,さまざまの応用をもつ.
上記の定理で,「ゴレンスタイン環」という条件を除き,その代わりに,新たに2つの条件(1)AのHilbert関数が対称的であること,と(2)central simple moduleのHilbert関数が対称的であることを加えても同じ結論がえられる.
上記の定理を使えば,たとえば,連続した番号を持つベキ和が生成するイデアルが定義する完全交差アルティン環は,強いLefschetz性をもつことを証明することできる.また,.A_<n-1>B_nD_n型のワイル群による余不変式部分環が,強いLefschetz条件をもつことを,Hard Lefschetz Theoremを経由しなくても,直接示すことができる.
完全交差環A=K[x_1,x_2,…,x_n]/(x^d,…,x^d)において,L=x_1+…+x_nとおく.このとき,(A,L)のcentral simple module U_iは,S_k-加群である.n=2のとき,U_iは,i-1次のSpecht多項式によって生成される.また,d=2のときは,U_iは1次元である.いずれの場合も既約S_d既約加群である.このことと,五の強いLefschetz性を利用して,AのS_n加群としての,既約分解をもとめることができる.

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Junzo Watanabe: "The finite free extension of Artinian K-algebras with the strong Lefschetz property"Rendiconti del Matematico dell Universita di Padova. 110. 129-146 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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