研究課題/領域番号 |
15540300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2004-2005) 高エネルギー加速器研究機構 (2003) |
研究代表者 |
坂中 章悟 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物理構造科学研究所, 助教授 (20178560)
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研究分担者 |
伊澤 正陽 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物理構造科学研究所, 教授 (10168164)
斉藤 健治 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 助教授 (10178478)
梅森 健成 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物理構造科学研究所, 助手 (60353364)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 超伝導空洞 / エネルギー回収リニアック / ERL / 高次モード / ビーム不安定性 / BBU / 減衰法 / 高次モードカップラー / 放射状線路 / チョーク構造 / Q値 / 高次モード減衰法 / 放射光源 |
研究概要 |
次世代放射光源での中核的技術と期待される、超伝導リニアックに向けた加速管の高次モード減衰法に関する研究を行った。超伝導加速管において高次モードを強力に減衰できる方法として放射状線路(radial transmission line)を用いた高次モード減衰法を考案した。この方法で得られる高次モードの減衰を、計算機シミュレーションおよび銅製のモデル空洞を用いた測定で調べた。予想された通り、放射線路ダンパーを空洞に近づけるほど高次モードの外部Q値は低下した。空洞とダンパー間の距離を3cmに選んだ場合、進行方向偏向(モノポール)モードの外部Q値はTM011-likeモードとTMO20-likeモードがともに約10,000であった。横方向偏向(ダイボール)モードでは、TE111-likeモードが約10,000以下、TM110-likeモードが10,000〜100,000程度であった。全体的に良好な高次モード減衰が得られた。TM110-likeモードのQ値をさらに下げるための改良を行っている。 2005年度より、次世代放射光源向けのエネルギー回収リニアック(ERL)の開発研究が、高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構・関西光科学研究所との共同で本格的に開始された。超伝導空洞についてもチームが編成され、本格的な開発が始められた。本研究で得られた基礎的研究成果は、このERL用超伝導空洞の開発に役立てられる。
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