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酸化亜鉛ホモエピタキシー成長のための基板開発

研究課題

研究課題/領域番号 15560004
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用物性・結晶工学
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

宮下 哲  富山医薬大, 医学部, 助教授 (00219776)

研究分担者 田村 一郎  富山医科薬科大学, 薬学部, 教務職員 (20115182)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード酸化亜鉛 / 水熱法 / ホモエピタキシー / 基板結晶 / 薄膜成長
研究概要

3年計画の2年目である平成16年度は、ワイドギャップ半導体である酸化亜鉛の実用化に向けて、酸化亜鉛結晶の水熱成長実験、育成結晶の評価と基板化、エピタキシャル成長実験、及びこれらの準備を行った。
具体的には、以下の研究を行った。
水熱成長法による結晶育成に関しては、水熱成長法用第2電気炉、エピタキシー用横型ゾーン電気炉を完成させた。そして、水熱成長法で無添加酸化亜鉛の再現性がよく高品質な結晶を育成し、育成温度、電気炉温度差を変えて、育成最適条件を明らかにした。そこで得られた結晶からダイヤモンドカッターおよび研磨機を用いて高品質の基板結晶を得た。この基板結晶上に、臭素を使った化学輸送法によりホモエピタキシャルに酸化亜鉛膜結晶を育成し、結晶が沿面成長する条件を絞り込んだ。そして、より良質の膜結晶の育成を試み、進展があった。
また、CVD法による成長も試みた。この他、不純物(Ga_2O_3,Al_2O_3,In_2O_3)を添加した酸化亜鉛結晶の育成を行い、バルク結晶を得、結晶の解析を行い、組成制御についても進展があった。そして、ダイヤモンドカッターおよび研磨機を用いてこれらの結晶を基板化した。
基板化した結晶の評価に関しては、結晶の評価のためのフォトルミネッセンス測定装置を立ち上げた。更に、誰でも使えるように、フォトルミネッセンス測定システムの再構築を計画した。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (3件)

  • [雑誌論文] タンパク質結晶化への新たなアプローチ:磁場および高圧力の利用2004

    • 著者名/発表者名
      佐崎 元, 他
    • 雑誌名

      生物物理 44

      ページ: 58-63

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] タンパク質の結晶化に及ぼす圧力効果2004

    • 著者名/発表者名
      佐崎 元, 他
    • 雑誌名

      日本結晶学会誌 46

      ページ: 152-158

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Nagatoshi, et al.: "Effects of high pressure on the growth kinetics of orthorhombic lysozyme crystals"J.Crystal Growth. 254. 188-195 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木良尚, 他: "高圧力下におけるタンパク質の結晶化"日本高圧力学会誌「高圧力の科学と技術」. 13. 149-156 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 小原和夫, 他: "水熱育成ZnO単結晶の結晶形態と食像観察"東北大学金属材料研究所技術研究報告. 20. 37-41 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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