研究課題/領域番号 |
15560042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
杉山 勝 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (20110257)
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研究分担者 |
礒部 雅晴 (磯部 雅晴) 名古屋工業大学, 工学研究科, 助手 (80359760)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 衝撃波現象 / 固体の熱・力学物性 / 非線型・非平衡現象 / 融解現象 / 連続体力学 / 熱・統計力学 / 分子動力学法 / 衝撃波工学 |
研究概要 |
衝撃波の力学的および熱的な性質を、微視的・原子論的なレベルから巨視的・連続体力学のレベルまで、包括的に解明することを目指した。すなわち、融点に至るまでの広い温度領域にわたる固体中の衝撃波現象を、数理解析およびシミュレーションなどの方法を用いて、その工学的応用を視野に入れつつ多面的に研究した。その結果、以下の項目(1)-(8)に関して研究成果を得た。 1.熱振動と有限変形を陽に考慮に入れた熱・弾性体モデルによる波動の解析的研究: (1)線型波動の伝播特性。 (2)加速度波の伝播特性。衝撃波の形成過程。 (3)弱い衝撃波の伝播特性。ランキン・ユゴニオ関係式の温度依存性。 (4)新しく構築された連続体モデルの基礎方程式の双曲性領域や対称領域などの決定とランキン・ユゴニオの関係。 (5)固体中の加速度波と衝撃波の相互作用。 (6)調和波と加速度波の固体界面における反射と透過特性。 以上の波動に関する研究ほかに、構築された連続体モデルの、熱・弾性的性質を詳細に考察した。 2.固体中の衝撃波現象に関する分子動力学シミュレーション: (7)濃密剛体球系における衝撃波現象の特性。 (8)2次元結晶性固体中を伝播する衝撃波、膨張波および接触波の特性。
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