研究課題/領域番号 |
15560244
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
平木 英治 山口大学, 工学部, 助手 (20284268)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 三相電圧形インバータ / ソフトスイッチング / EV / 損失解析 / 正弦波PWMインバータ / スイッチング損失低減 / 電気自動車 |
研究概要 |
1.シミュレーションによる回路動作解析と最適回路パラメータ設計 本研究で提案するZCS/ZVS複合ソフトスイッチングインバータの詳細な回路動作解析を行なうとともに、実際の装置で問題となってくる様々な寄生パラメータが与える影響をコンピュータシミュレーションにより明らかにするとともに、回路設計ににあたって考慮すべきパラメータを抽出し、最適回路設計法を確立した。 2.損失評価シミュレータの開発 ソフトスイッチング半導体電力変換装置の動作解析シミュレータに、小型モデル試験器による実験結果より得られたスイッチング半導体デバイスの電気諸特性、実測スイッチング特性を組み込み、半導体電力変換装置の各部導通損失、スイッチング損失を推定可能な損失分析シミュレータを開発した。研究室では評価不可能な大電力容量のEV用電力変換装置の動特性をこのシミュレータにより評価し、その結果をシステム設計要因に反映させた。 3.小型モデル試験器の製作(三相インバータ回路) 大学内研究室での評価・検討を考慮すると、実際のEV実現に必要な数十kW級の試験器を試作することは非現実的である。そこで数kW級のZCS&ZVS複合ソフトスイッチング方式電力変換装置小型モデル試験器を作成し、動作解析シミュレータ上での動作と、実際にMOSゲート型高速半導体スイッチングデバイスを用いた小型モデル試験器の動作状況を比較検討することで、実際応用上の回路設計要件、制御要件を明らかにした。
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