研究課題
基盤研究(C)
本研究は都市計画の視点から交通分野の環境負荷低減を目的としている。これまで平成15年度はマクロレベルでの土地利用と交通の整合性について、平成16年度は敷地レベルでの土地利用と交通の関係について研究を行った。平成17年度は国内外における関連研究の体系化を行なった。特に環境負荷の低減の視点から都市内の土地利用と交通はどのようなバランスを図ればよいかについて体系的に整理した。研究成果の概要は以下の5点に集約される。(1)マクロレベルでの士地利用と交通に関わる研究の取りまとめ。都市圏レベルで土地利用と交通の相互関係を検討した。先進諸国の都市比較に対して、日本の都市の現状を明らかにした。(2)ミクロレベルでの土地利用と交通に関わる研究の取りまとめ。交通流シミュレーションによる交通アセスメントに関して、敷地単位や地区単位での交通と土地利用の整合性についてその方向性を検討した。(3)大規模開発の立地誘導について海外の動向整理近年の法規制の動向を整理、交通から見てどのような土地利用コントロールが適正であるかについて考察した。(4)コンパクトシティと持続可能な都市の政策コンパクトシティに関する現況分析として鹿児島市などの事例を挙げ、また持続可能な都市について本研究で取り上げた様々な施策とともに体系化を行った。(5)人口減少下め社会における土地利用と交通の統合について今後の展開に向けて、高齢化社会をはじめとする社会構造の変化にどのように対応すればよいかについて言及した。
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