研究課題/領域番号 |
15560546
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
若井 正一 日本大学, 工学部, 教授 (90120592)
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研究分担者 |
市岡 綾子 日本大学, 工学部, 講師 (90343574)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 学校用家具 / 人体計測 / 児童・生徒 / JIS規格 / 机・いす / 動作解析 / 教室スペース / 環境移行 |
研究概要 |
本研究課題の最終年度として、下記の内容で総合的に研究をまとめた。 1.近年の児童・生徒の体位の経年変化について人体計測値を整理して比較検討し、座席周囲に必要なスペースや教室規模との関係などについて考察した。 2.平成15年度から3ヵ年度にわたり実施してきた小学校児童および中学校・高等学校生徒の学校用家具の使用実態調査の結果をまとめて、普通教室における教室用机・いすの適合状況を把握して、今後の改善点を指摘した。 3.体位の成長が著しい中学校生徒を対象に、普通教室内において新JIS規格の机いすを一定期間使用するモニタリング調査を行い、当該使用時の問題点などを検討した。 4.新JIS規格の教室用机・いすが導入された学校を対象に、児童・生徒の体位と当該家具との適合意識を把握するために、導入前と導入後の環境移行の調査を実施した結果をまとめて、導入時の多様な問題点を探った。 5.教職員を対象とした新JIS規格の学校家具に関する意識調査の結果から、教育現場における学校用家具などの什器類の管理実態などを具体的に把握した。 6.新JIS規格の教室用机・いすを使用する児童・生徒の姿勢の変化(立っ-座るなど)に必要な動作空間や、机と机間および机と壁間の通り抜けに必要な通路幅に関する建築人間工学的な動作解析を行い、座席周囲に必要なスペースの計測データを数値化した。 7.比較資料として、家庭用机いすの学習の履歴に関する調査といすの体圧分布に関する実験を行った 8.上記の結果を総合的に考察して、次世代の学習空間の設計計画に向けた実践的なデータとして普通教室の座席配置を試案して成果報告書にまとめた。
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