研究課題/領域番号 |
15580175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
岸村 栄毅 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 助教授 (50204855)
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研究分担者 |
尾島 孝男 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 教授 (30160865)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 海産無脊椎動物 / 棘皮動物 / イトマキヒトデ / ポスホリパーゼA2 / 変異体 / 基質特異性 / 比活性 / 膵臓ループ / ホスホリパーゼA2 / Pancreaticループ / ヤツデヒトデ / ホスホリパゼA2 / pancreatic ループ / タコヒトデ / pancreaticループ / 遺伝子工学 / 基質極性基特異性 |
研究概要 |
1.イトマキヒトデPLA2の「膵臓ループ」部位付近に変異を導入した変異体のホスファチジルコリンに対する比活性は、ネイティブPLA2のものと比較して低く、ブタ膵臓PLA2により近い値となった。このことから、「膵臓ループ」部位付近の立体構造および電荷がPLA2の比活性および基質極性基特異性に影響を及ぼすことが推察された。 2.イトマキヒトデPLA2アイソザイムおよび他のヒトデ類由来PLA2は、イトマキヒトデPLA2と同様にホスファチジルコリンを良く分解する傾向を示した。このことから、イトマキヒトデPLA2の基質極性基特異性はヒトデ類に共通の性質と推察された。 3.イトマキヒトデPLA2の比活性は季節および地域によらず高く、イトマキヒトデに普遍的なものと考えられた。一方、イトマキヒトデの幼生の比活性は低く、高いPLA2比活性は成体になってから発現するものと考えられた。
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