研究課題/領域番号 |
15590489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
片岡 幹男 岡山大学, 医学部, 教授 (50177391)
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研究分担者 |
石川 哲也 岡山大学, 医学部, 助教授 (90221754)
倉園 久生 岡山大学, 医学部, 教授 (90186487)
柴倉 美砂子 岡山大学, 医学部, 助手 (30314694)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | サルコイドーシス / Propionibacterium acnes / Propionibacterium granulosum / 気管支肺胞洗浄 / リアルタイムPCR / Propoinibacterium acnes / リアルタイム PCR |
研究概要 |
1.気管支肺胞洗浄細胞(BAL細胞)および血清の採取 岡山大学医学部・歯学部附属病院呼吸器外来にて診断したサルコイドーシス(サ症)患者42例、非サ症患者30例に気管支鏡検を実施し、気管支肺胞洗浄細胞を採取するとともに血清の採取を行った。 2.BAL細胞中のプロピオニバクテリア属ゲノムのリアルタイムPCR法による定量解析 P.acnes及びP.granulosumの16 S ribosomal RNAに対する特異的プライマーとそれぞれのPCR増幅産物にハイブリダイズするように設計したTaqManプローブを用いて、リアルタイムPCR法によりBAL細胞中のゲノムの定量を行った。サ症42例のBAL細胞中のP.acnesゲノム量は対照肺疾患30例に比し有意に高値であった。一方P.granulosumはサ症患者と対照肺疾患の問でBAL細胞中ゲノム量の有意な差は認められなかった。サ症患者においてBAL細胞中のP.acnesゲノム量と血清ACE値とは有意の正の相関が認められ、BAL細胞中リンパ球比率とは有意の負の相関が認められた.P.acnesとサ症の関連が明らかとなり、BAL細胞中のP.acnes DNAの定量により診断が可能と考えられた. 3.血清抗体価の測定 P.acnes(ATCC 6919株)の培養菌体をPoly-L-lysineにてマイクロプレートに固相化しビオチン結合抗ヒトIgG抗体とHRP結合ストレプトアビジンを用いたwhole bacterial EIA法を確立した.本法による血清抗P.acnes抗体価はサ症患者では健常人に比し有意に高値を示していた.
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