研究課題/領域番号 |
15590588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
木村 博子 順天堂大学, 医学部, 講師 (00053299)
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研究分担者 |
松本 和子 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60111457)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 蛍光共鳴 / 時間分解蛍光イムノアッセイ / 時間分解蛍光顕微鏡 / 覚せい剤 / ヒドロキシノネナール / IL-22 / ニトロチロシン / リポポリサッカライド / FRET / 時間分解蛍光測定 / ハイドロキシノネナール / LPS / 酸化ストレス / ユウロピウム錯体 / ホモジニアスイムノアッセイ / 4-ヒドロキシノネナール / 過酸化脂質 / 敗血症 |
研究概要 |
希土類蛍光錯体(Eu,Tbなどの錯体,エネルギードナー)と有機色素(Cy5,Cy3,エネルギーアクセプター)間の蛍光共鳴エネルギー移動(Fluoresence resonanc eenergy transfer,FRET)を利用すると、ドナーの蛍光波長がアクセプターの励起光波長に近いと、互いに近接して結合した時のみにエネルギー移動が起こる。これを抗原抗体反応に利用すると、例えば抗原抗体反応が起きたときに発光するCy5やCy3の蛍光を測定することによって、反応物を分離することなく物質の濃度を知ることができるようになる。この原理を用いたホモジニアスイムノアッセイを開発した。またEu蛍光錯体を用いたヘテロジニアスイムノアッセイと免疫染色を試みた。 1.薬剤などのスクリーニングテストに利用可能なホモジニアスアッセイ:覚せい剤のホモジニアスイムノアッセイは検出感度(0.1ng/mL)にも優れ、尿や血清なとの検体に十分応用可能であった。 2.インベーダー法によるIL-22の測定:通常のサンドイッチイムノアッセイにおいてビオチン化抗体にストレプトアビジンを反応させた後にさらにビオチン化オリゴDNAを反応させ、これをInvader assayのFRETで増殖させる試みを行った。IL-22は0.2-0.9pg/mLの検出感度で側定できた。さらに各種肝臓疾患患者血清のIL-22を測定し、病態解析への応用を検討中である。 3.4-ヒドロキシノネナール(HNE)の時間分解蛍光イムノアッセイおよび時間分解蛍光顕微鏡による検出:過酸化脂質の一つであるHNEの高感度時間分解蛍光イムノアッセイを開発し、LPS投与ラットの炎症時におけるHNEの増加を血液、腸管粘膜、肝臓などで検出、測定し、その発生の器官を特定できた。また、時間分解蛍光顕微鏡によって免疫染色したHNEの存在を特定できた。
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