• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

新規PPARγコアクチベーターの機能解析と糖尿病発症機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15590960
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

寺前 純吾  大阪医科大学, 医学部, 助手 (90351395)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードPPAR / コアクチベーター / 転写因子 / 糖尿病 / インスリン抵抗性 / 脂肪細胞 / SNP
研究概要

・各臓器におけるTRIP3の発現の検討
PPARγのコアクチベーターであるTrip3は、膵β細胞に発現している他、脂肪細胞に分化させた3T3-L1細胞、ヒトおよびマウスにおける脂肪組織に発現していることがRT-PCR法で確認された。
・免疫組織学的検討
Trip3-GFP蛋白をCOS7細胞に発現させた結果、Trip3蛋白は核内に存在していることが認められた。また、Trip3に存在するLXXLL motifのうち、104番目のL→Aに点変異を加えた(LXXAL)ベクターを作成し、PPARγと共発現させて検討したところ、あきらかな核移行の変化は観察されなかった。
・GST結合蛋白との結合能および、mammalian two-hybrid systemによる検討
TRIP3のdeletion mutantによる、GST pull-down assayおよびmammalian two-hybrid systemにおいてTRIP3はN末端よりに存在する、Zn-Finger motifを介して、PPAR-γと結合していることが明らかになった。
・レポーターアッセイ
TRIP3は、合成リガンドの有無にかかわらず用量依存性に、PPARγの活性を2.5〜5.0倍に増加させた(P<0.05)。
TRIP3は脂肪細胞に発現し、PPAR-γの活性を増強することから、脂肪組織におけるインスリン感受性に関与している可能性があると考えられた。今後、食事性の糖尿病モデル動物や自然発症糖尿病モデル動物を用いて、糖代謝における機能を解析する予定である。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi