研究課題/領域番号 |
15590997
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
古川 達雄 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教授 (00272849)
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研究分担者 |
成田 美和子 新潟大学, 医学部, 助教授 (30281009)
布施 一郎 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教授 (90242429)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 白血病関連抗原 / CTL / SEREX / 細胞傷害活性 / Leukemia / 白血病特異抗原 / HLA |
研究概要 |
1.白血病関連抗原を同定することは重要である。そこで我々はインターフェロンで細胞遺伝学的寛解を得たCML症例の血清からSEREX法を用いた抗原検索を施行した。その結果新たな白血病関連抗原の候補としてheat shock protein familyの一つであるApg-1が同定された。 2.Apg-1蛋白による特異的白血病細胞傷害活性の誘導を試みた。まずin vitro transcript (IVT)mRNA pulseによるCTL誘導実験を試行。Apg-1 cDNAをT7 promoterを有するvectorに組み込み、T7 RNA polymeraseを用いてin vitroでtranscriptionして、できたRNAをelectroporationで樹状細胞(DC)に導入。導入をRT-PCRで確認後導入DCとT cellのco-cultureでCTLを誘導。増殖したCTL lineの細胞傷害活性を解析したが、傷害活性を確認することはできなかった。 3.そこでApg-1アミノ酸配列で、日本人に最も多いHLAのHLA A24結合ペプチドを検索。4種類のペプチドがHLA A24にaffinityを有するとして同定された。これら4種類のペプチドのそれぞれについて、ELISPOT assayとLDH release法を用いたCytotoxicity assayを施行した。その結果ppt4の配列では、白血病細胞株に対してCTL活性が証明された。 4.これらのことからApg-1は液性免疫のみならず、細胞性免疫をも誘導可能であることから、新たな白血病関連抗原の可能性を有する抗原蛋白であることが示唆された。
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