研究課題
基盤研究(C)
hTERT導入ストローマ細胞を用いて増幅させた臍帯血由来のCD34陽性細胞を血小板に分化/増殖させる実験を行った。血小板への分化増殖は2段階によった。1st phase(day0-14)では、hTERT導入ストローマ細胞と共に、SCF, TPO, FL, IL-11の存在下で14日間培養した。2nd phase(day15-28)では、SCF, TPO, FL, IL-11の存在下で14日間液体培養した。得られた血小板の機能を(i)ADP添加によりP-selectin(CD62p)とactivated GPIIbIIIa(PAC1)の発現変化で解析する方法(FACS)および(ii)ADPとfibrinogenを添加して血小板凝集を観察する方法(位相差顕微鏡)を用いて検討した。臍帯血CD34陽性細胞5×10^2個から、CD41陽性細胞、巨核球、血小板をそれぞれ(2.9±0.5)×10^5個、(2.8±0.2)×10^4個、(3.6±0.4)×10^6個得ることが可能であった。この結果は1単位に相当する臍帯血(CD34陽性細胞5×10^6個)から1.8単位の濃厚血小板製剤に相当する数(3.6×10^<10>個)の産生が可能なことを示唆する。また作成した血小板の機能は健常人のそれと同等であることが確認された。
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