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心筋preconditioning状態のイメージング法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15591304
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

小林 秀樹  東京女子医大, 医学部, 講師 (10178329)

研究分担者 百瀬 満  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40312029)
日下部 きよ子  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80075473)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードPKC / 抗体イメージング / 心筋虚血
研究概要

心筋preconditioning状態のイメージング法の研究
-心筋壊死の抑制を検出するインビボイメージング
心筋梗塞時に、梗塞領域を縮小している可能性がある、preconditioning状態を,臨床的に画像化することを目的として本検討を行った。preconditioning状態の作成は、イメージング施行前に短時間の冠動脈閉塞と再潅流を行い、その後、経時的なpreconditioning状態を検出できるかどうかについて検索した。イメージング方法としては、preconditioning時に細胞表面にPKCが活性化する状況が知られていることから、虚血再灌流ラットを用いてPreconditioningを検出するために、PKC抗体を用いて検討した。
方法 雄12週齢のwister ratを用いて、開胸下に虚血再灌流ラットを作成した。虚血再灌流は、完全閉塞時間を10分、20分、30分の条件で施行。放射性薬剤としては、IgG型抗体を用いて、In-111をラベリングした。冠動脈閉塞と再潅流を施行した直後、2日後、7日後においてプラナー画像、オートラジオグラフィを撮影するとともに、%ID/Gを測定した。
結果 プラナー画像においては、正常心筋と、再還流心筋との間に、有意な集積の差は見られなかった。ただし、%IDで測定すると、再灌流領域の集積増加が認められ、イメージングの可能性が示唆される結果であった。今後壁運動の変化とイメージング変化の検討、至適な撮影の時期等についての検討を行っていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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