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磁性流体励磁法による新センチネルリンパ節生検・磁気センサ改良に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15591323
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関秋田大学

研究代表者

片寄 喜久  秋田大学, 医学部, 助手 (40282165)

研究分担者 小川 純一  秋田大学, 医学部, 教授 (20112774)
南谷 佳弘  秋田大学, 医学部, 助教授 (30239321)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード乳癌 / センチネルリンパ節 / 磁性体 / 磁気センサ / 乳癌縮小手術
研究概要

研究成果を報告する。
1、磁気センサの作成並びに改良:永久磁石と磁気センサによるタイプから、コイル型の励磁装置と高感度センサを用い、また術中操作にも使用可能な滅菌可能な外套による磁気センサを改良し作成した。センサの外套部分は直径3cmで有り、今後細径化と軽量化が必要であった。
2、電源装置、データ解析装置、パーソナルコンピュータを用いたディスプレイによる磁気検出装置一式を作成した。更に解析装置の改良により測定基準値の安定化が図れ、より微力な磁力の検出が可能となったが、検出距離の問題は以前解決されず、今後の課題である。
3、臨床応用:改良前後の2種類の磁気センサを用いて臨床検体の測定を行った。49例の原発性乳癌に対して測定を行い、in vitroではセンチネルリンパ節同定不可能であった1例を除き、全例磁気を検出可能であった。しかしin vivoでは検出距離の問題上、体表からの同定律は低く今後測定距離の長い磁気センサ開発の必要性がある。腋窩切開後の測定では検出まで時間は要するものの、検出率は高かった。今後は磁性体の種類や投与量、投与方法、投与から生検までの時間などより最適な方法の検討が必要であった。現在はアイソトープと磁性体に併用によるセンチネルリンパ節生検を行っているが、今後は磁性体のみによるセンチネルリンパ節生検のFeasibility studyを行い、その正診率を確立し一般病院への普及を計る予定である。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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