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新しい癌抑制遺伝子RUNX3発現ベクターによる膵癌治療の試み

研究課題

研究課題/領域番号 15591380
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関千葉大学

研究代表者

小林 進  千葉大, 医学(系)研究科(研究院), 助教授 (50234828)

研究分担者 落合 武徳  千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (80114255)
白澤 浩  千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (00216194)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード膵癌 / RUNX3 / 遺伝子異常 / 遺伝子治療 / 遺伝子発現 / アデノウィルスベクター
研究概要

RUNX3遺伝子は1995年Bae S.C.らにより、腸管発生に重要な働きをしているRuntファミリーの3番目の遺伝子として単離された。Li Q-Lらは2002年TGF-βのシグナル伝達系の重要なターゲットであるこのRuntファミリーに着目し、RUNX3遺伝子は癌抑制遺伝子であるとともに胃癌発生の原因遺伝子であることを発表し、注目を浴びている(Li Q-L, et al. Cell,109 : 113,2002)。RUNX3ノックアウトマウスではTGF-βのシグナル伝達系(Smadファミリー)の異常によるアポトーシスの不応性が見られる。TGF-βのシグナル伝達系(Smadファミリー)の異常が、細胞増殖、ならびに浸潤能獲得の要因である膵癌でもRUNX3遺伝子異常が原因である。
今回、RUNX3遺伝子発現ベクター作成の最初のステップとして、ストックRNAよりRT-PCRにより、RUNX3 cDNAの抽出を行った。そこでp16発現アデノウイルスベクターの作成に成功した。同時に外科切除標本を用い、PCR-SSCP法により、膵癌組織におけるRUNX3の遺伝子異常の検出を試みた。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Kobayashi, et al.: "Complete Recovery from Fulminant Hepatic Failure with Severe Coma by Living Donor Liver Transplantation"Hepato Gastroenterology. 50. 515-518 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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