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精子形成におけるストレスと精細胞死の関連および分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15591670
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関千葉大学

研究代表者

小島 聡子  千葉大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (10345019)

研究分担者 市川 智彦  千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教授 (20241953)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード精子形成 / ストレス / アポトーシス / BCL6 / MAPK / ノックアウトマウス
研究概要

男性不妊症の原因として、無精子症や乏精子症が挙げられる。近年の分子生物学的研究の飛躍的向上に伴い精子の分化発達のメカニズムが徐々に解明されている。しかし、精細胞死の明らかな機序はいまだ不明である。精巣におけるアポトーシス関連遺伝子としてBax, Bcl-2,Bcl-x、また、精巣分化に必須の遺伝子としてHSP 70-2などが報告されているが精巣分化のコントロールにおける遺伝子機能とその相互関係については、完全には解明されていない。本研究では、ストレスの与える精巣への影響を分子生物学的に解明することを目的とした。
(1)Bc16ノックアウトマウスと正常マウスの精巣から凍結切片を作成し、減数分裂中期の精母細胞、パキテン細胞を、マイクロダイセクション装置を用いて分離採取する技術を習得した。さらに、それらの標本からPCR法にて精細胞のlabeled-cDNAを作成した。今後、マイクロアレイを用いてそれぞれの分化階段の細胞における遣伝子発現の比較検討を行う予定である。
(2)熱ストレスを与えた精細胞におけるアポトーシスの伝達経路をWestern blotを用いて検討した。Bax, MAPK P38のPhospholylationを認めた。BCL2,p53については明らかな差を認めなかった。今後はさらに、マイクロダイセクション装置を用いて精巣凍結標本から精細胞を分離採取し、精母細胞におけるアポトーシス関連遺伝子の発現の変化をPCR法を用いて検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小島 聡子: "Alternative antiandrogens to treat prostate cancer relapse after initial hormone therapy"The Journal of Uroogy. 171. 679-683 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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