研究課題/領域番号 |
15591723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小橋 元 北海道大学, 大学院・医学研究科, 講師 (60270782)
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研究分担者 |
水上 尚典 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40102256)
羽田 明 千葉大学, 大学院・医学研究科, 教授 (00244541)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 妊娠中毒症 / 遺伝子タイピング / ストレス / 疫学 / 面接調査 / 遺伝子多型 / 妊娠中のストレス / フォーカスグループ面接 / 相互作用 / 生活習慣 / エゴグラム |
研究概要 |
1.妊娠高血圧症候群と対照例について、特に血液凝固に関連する候補遺伝子のタイピングを行った。その結果、PAI-1遺伝子多型:4G/4G型の頻度は、症例(n=145)41%、対照(n=357)39%であったが、AGT遺伝子TT型の頻度は4G/4G型群において症例(n=56)78%、対照(n=121)56%、4G/5G+5G/5G型群において症例(n=82)71%、対照(n=202)60%と、前者においてのみ有意差を認めた(p=0.008)。一方、NOS3遺伝子GA+AA型の頻度は4G/4G型群において症例(n=51)18%、対照(n=114)10%、4G/5G+5G/5G型群において症例(n=74)30%、対照(n=190)15%と、後者においてのみ有意差を認めた(p=0.008)。 2.妊婦のストレス調査および介入の項目とするために、妊婦健診と母親教室で個人面接、フォーカスグループ面接を行った。KJ法によるまとめの結果、妊婦が妊娠中に負担に感じていることは、(1)つわりがつらいこと、(2)身体が変わり、思うように動けないこと、(3)妊娠中の体調管理について、(4)妊娠による身体変化への不安、(5)妊娠、出産、育児の経済的負担、(6)妊婦健診や治療方針への不信感、(7)仕事を続けられなくなったこと、(8)育児ができるかどうかの不安、(9)子供を愛せるかどうかの不安、(10)実家や家族との関係、(11)他の妊婦との関係であった。
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