研究課題/領域番号 |
15591745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
武田 卓 阪大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (20301260)
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研究分担者 |
西尾 幸浩 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (30303952)
坂田 正博 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (10260639)
田坂 慶一 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (50155058)
峯川 亮子 大阪大学, 医学部附属病院, 助手 (10359838)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 絨毛細胞 / 細胞分化 / 転写調節機構 / 転写因子 / Id-1 / SP-1 / NF-1 |
研究概要 |
最初にId-1遺伝子プロモーター(-1472bp)ルシフェレース遺伝子をRcho-1細胞に遺伝子導入し、正酸素下、低酸素下での未分化、分化による活性変化をルシフェレースアッセイを用いて検討した。正酸素下ではこの領域で分化に伴う転写活性の抑制が認められ、低酸素下では抑制が認められなかった。次に様々な長さのdeletion mutantを作成し、未分化状態における活性化の責任領域を検討した。-272bp〜-146bpに活性化部位が存在することが明らかとなった。この領域には、様々な転写因子の結合領域が存在する3領域(box1,2,3)が存在し、これらをもとにさらに短いdeletion mutantを作成したところ3つの領域すべてが、転写活性に関与することが明らかとなった。そこで3つの領域を1つずつ欠損したmutant(δ1,2,3)を作成し、どの領域が特に重要であるかを検討したところbox2領域(-203bp〜-179bp)が転写活性に特に重要であることが明らかとなった。box2には転写因子であるSP-1とNF-1の結合領域が存在しており、これらの因子が分化に伴うId-1遺伝子の転写制御に中心的役割をはたす可能性が考えられた。さらに分化した細胞にSP-1を過剰発現されると、Id-1遺伝子プロモーターは活性化され、SP-1がこのプロモーターの活性化に関与しうることが明らかとなった。現在、DAPAおよびEMSAを用いて、box2領域に結合する転写因子の解析・同定を試みている(以上の研究成果は、第76回日本内分泌学会総会、第11回日本胎盤学会総会、第55回日本産婦人科学会総会で発表)。なお、本年度購入予定であった3成分(N2-O2-CO2)インキュベーターは、医学部共同研究施設に代用可能な機種が導入されたため購入せず、その費用は薬品等の消耗物品購入に充当した。
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