研究課題/領域番号 |
15591877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
加藤 卓次 順天堂大, 医学部, 講師 (20296875)
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研究分担者 |
村上 晶 順天堂大学, 医学部, 教授 (90157743)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 角膜 / 血管新生 / エンドスタチン |
研究概要 |
bFGFを用いる角膜新生血管モデルを作成し、その定量性・再現性を検討した。50mgのヒトリコンビナントbFGFを含む徐放性ポリマーのペレットをマウス角膜実質中に挿入し術後3日および7日の時点での血管新生部の面積を定量式(Area=0,2xπ x maximal vessel length x clock hours)を用いて測定した。 また、マウスを用いる低酸素誘導による角膜新生血管モデルでは、現在マウス用の直径3mmの酸素非透過性コンタクトレンズをPMMA(polymethyl methacrylate)を用いて作成中を試みた。コンタクトレンズ装用の中途脱落例が多く、実験モデルの改善を要したが、上眼瞼と下眼瞼を瞼々縫合して脱落を防止可能であることが明らかになった。装用後約1週間程度で角膜周辺部からの血管新生が認められ、bFGFを用いる角膜新生血管モデルと同様の定量式をもちいて定量可能であると考えられた。 さらに、共焦点顕微鏡を用いて、新生血管の形態学的、質的特徴について検討し、また角膜中に存在する血管新生抑制因子であるエンドスタチン(XVIII型コラーゲン)の角膜血管新生における役割を検討した。
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