研究課題/領域番号 |
15591893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
山高 篤行 順天堂大学, 医学部, 助教授 (40200703)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | Bladder / Transplantation / Omentum / Rat / Augmentation |
研究概要 |
神経因性膀胱及び低容量膀胱の治療には、従来より腸管利用膀胱拡大術が施行されている。しかしながら、腸管粘膜が尿に接触することに由来する術後合併症が問題となっており、必ずしも満足のいく結果が得られていないのが現状である。過去我々は、新生仔ラット膀胱を血管吻合を用いずにレシピエントラット大網に同系移植し、移植片が生着し得ること、また、同種移植モデルを用いた検討で、免疫抑制剤(FK506)投与により、膀胱移植における拒絶反応が十分コントロール可能であることを確認した。さらに、living-related transplantationの可能性を念頭に入れ、成獣ラット膀胱を移植片とした移植膀胱利用膀胱拡大術が可能であることも確認した。 生体部分膀胱移植片を用いた移植膀胱利用膀胱拡大術群および回腸利用膀胱拡大術群を作成し、長期経過観察の後、結石形成の有無、膀胱尿管逆流現象の有無、腎機能障害の有無、発癌または前癌病変の有無等の合併症について比較検討した。その結果、移植膀胱利用膀胱拡大術は、回腸利用膀胱拡大術に比し結石形成等の術後合併症の発生や悪性化の面でより安全である可能性が示唆された。これらの結果については、"研究発表"に記載した如く、英文論文として投稿し掲載されている。
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