• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

歯髄線維芽細胞における炎症性メディエーターの役割と調節機構について

研究課題

研究課題/領域番号 15592034
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

橋爪 英城  日本大学, 松戸歯学部, 講師 (10256894)

研究分担者 松島 潔  日本大学, 松戸歯学部, 教授 (00157306)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード歯髄線維芽細胞 / プラスミノーゲンアクチベーター / IL-1β / チロシンキナーゼ / Plasminogen Activator / チロシンリン酸化 / NFκB / Plasminogen activator / IL-1
研究概要

1.IL-1β(50pg/ml)の存在下で、培養上清およびcell lysateにおけるtPA活性は時間依存的に上昇し(0〜12時間)、培養上清中のtPA活性は12時間後に最大値を示し、一方、cell lysateにおけるtPAは3時間後に最大活性を示した。
2.培養上清およびcell lysateにおけるtPA活性はIL-1βの濃度に依存して上昇し、50〜100pg/mlで最大活性を示した。
3.NFκB inhibitorであるpyrrolidinedithocarbamate(PDTC)の存在下では、培養上清およびcell lysateにおけるIL-1βによるtPAの活性化は抑制された。
4.Tyrosin kinase inhibitorであるgenisteinとherbimycinAの存在下では、培養上清およびcell lysateにおけるIL-1βによるtPAの活性化は抑制された。以上の結果から、tPAの活性化には細胞内シグナルにおけるチロシンのリン酸化が必要で、さらに、NFκBによる合成を介した活性調節が存在することが示唆された。
5.Tyrosin phosphatase inhibitorであるOrthovanadateの存在下では、培養上清およびcell lysateにおけるIL-1βによるtPAの活性化は促進された。
6.Protein kinase CとIL-1βによるtPA活性調節には異なるカスケードが存在する。
7.IL-1βによるtPA活性調節には細胞膜内外のCa^<2+>は関与しない

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi