研究課題/領域番号 |
15592217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
小池 一喜 日本大学, 歯学部, 助教授 (70096808)
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研究分担者 |
後藤 實 日本大学, 歯学部, 助教授 (10102617)
松浦 信人 日本大学, 歯学部, 助手 (40229414)
篠崎 貴弘 日本大学, 歯学部, 助手 (50339230)
村上 正人 日本大学, 歯学部, 講師 (40229969)
松野 俊夫 日本大学, 歯学部, 講師 (20173859)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 歯科治療恐怖症 / 心理テスト / 自律神経 / 交感神経 / 内分泌機能 / 不安 / 交感神経機能 / 歯科治療恐怖 |
研究概要 |
1、歯科治療に対する不安・恐怖が堅調なものは、心理テストで顕在性不安が高値を示すものが多数を占めた。また歯科治療における不安・恐怖の中核をなす処置としては切削器具の出す音、局所麻酔、抜歯および歯の切削であった。この中でも抜歯と局所麻酔は最も多数を占めた。これらの患者ではCMI深町法で神経症傾向の認められるものが多数を占めた。 2、プロトコールの作成については現在作成のためのアンケートを終了し臨床試用する段階である。 3、歯科治療に対する不安を推測できる心理テストに関しても作成中である。。 4、昨年度歯科治療に対する不安・恐怖を抑制する可能性が考えられた自律訓練法(以下AT)の有効性について検討を行った結果、第2公式までの習得により口腔内への疼痛刺激が抑制されることが示唆された。症例によっては第3公式以後の指導が必要な場合も考えられた。 5、不安・恐怖時の身体反応として容易に測定できる可能性のあるものについて検討を行った。心理ストレスを負荷しその前後で血中ノルアドレナリンを測定し、同時に15分間の安静時唾液の分泌量の相関が-0.6と周囲に相関が認められた。これは歯科治療時の唾液分泌量を測定することで歯科治療時の身体的な不安を推測できる可能性が示唆された。本研究は第46回日本心身医学会にて発表を行った。 6、研究の総括 歯科治療にたいする不安・恐怖は多くの患者が抱いていることが分かり、その対応にもある程度指摘することができたと考える。 今回の研究の結果から、歯科治療に対する不安を測定することにより、患者への対応の検討を行うことができると考えられる心理テストの作成を試みた。これは試行してもらった患者が少なく、更なる検討が必要と考える。今後完成度の高い心理テストにしてゆく予定である。
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