研究課題/領域番号 |
15592229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
石津 みゑ子 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50258985)
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研究分担者 |
米澤 弘恵 福井大学, 医学部, 教授 (90258989)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 主観的睡眠感 / 生活リズム / 在宅高齢者 / アクチグラム / アクチグラフ |
研究概要 |
本研究は主観的睡眠感が良好ではない高齢者がどのような生活リズムや生活習慣のなかで生活しているのか客観的指標を用いて明らかにすること。また、主観的睡眠感と客観的指標との間にはどのような関連性があるのかを明らかにすることを目的に調査・測定を行った。 研究対象は、A,B県C,D市に在住する65歳以上の男女とした。 研究方法は、面接聞き取り調査と、アクチグラフ(Minimotion-logger Actigraph A.M.I.社を用いた)装着による7日間の生活リズム測定を行った。 倫理的配慮として、研究対象者には研究の目的と方法、研究参加および途中辞退の任意性、匿名性の維持と秘密の保持が図られること、また、アクチグラフ装着による身体侵襲はないこと、アクチグラフの装着をしても日常生活は通常のように過ごせること等の説明を文書と口頭で行い了解を得た。 研究結果は、主観的睡眠感の良好さに対応してアクチグラフ測定記録上でも生活にリズムが認められる高齢者がみられた。また、主観的睡眠感は良好ではないが、アクチグラフ測定記録では昼間の時間帯に昼寝などの静止期時間帯がみられず、活動的な時間を過ごしているなど生活にリズムが認められ、主観的評価と客観的指標とが一致していない高齢者がみられた。 その反面、主観的睡眠感は良好であるが、昼間の時間帯に活動量の少ない生活を送っており、リズムが乱れている高齢者がいることも分かった。また、主観的睡眠感が良好ではなく、アクチグラフ測定記録においても生活リズムが不規則、つまり夜間睡眠時間帯においても昼間の活動時間帯でもリズムがみられない高齢者がおり、睡眠も活動も良好ではないという点で主観的評価と、客観的指標とが一致している場合が認められた。 本研究結果は、睡眠の主観的な訴えとその睡眠構造がよく一致している(Seppala, M Tら1997)という先行研究を支持するものではなかった。
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