研究課題/領域番号 |
15592264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 名古屋大学 (2004-2005) 浜松医科大学 (2003) |
研究代表者 |
奈良間 美保 名古屋大学, 医学部, 教授 (40207923)
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研究分担者 |
堀 妙子 京都橘大学, 看護学部, 助教授 (40303557)
宮城島 恭子 浜松医科大学, 医学部, 講師 (60345832)
田中 千代 北里大学, 看護学部, 講師 (20297188)
村上 泰子 名古屋大学, 医学部, 助手 (00402628)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 小児 / 在宅療養 / コーディネーター / トータルケア / 親子の相互利用 / 家族機能 / 地域連携システム / 教育プログラム / 親子の相互作用 / コーデイネーター |
研究概要 |
本研究は包括的看護を実践する小児在宅療養コーディネーターの育成プログラムを開発することを目的に、以下の内容に取り組んだ。 1.小児在宅療養コーディネーター育成プログラムの素案作成と実施 平成15年度に先行研究等を参考に、小児在宅療養コーディネーター育成プログラム素案を作成し、中部地区3県の病床数300床以上で小児科を標榜する一般病院または小児専門病院に対して一次調査を行い、在宅療養児支援への関心が高い病院を選定し、そのうち7病院の看護師14名を対象とした。1年間に計5回、小児と親の相互作用、家族機能、社会資源に関する講演と事例検討会からなる研修会を開催し、研修会前・中・後に研究参加の同意が得られた看護師に対する質問紙調査を行った。その結果、研修前には親子の相互作用を意図した支援、継続看護や他職種との連携は、理解に比較して実施の自己評価が低く、社会資源の活用は理解・実施共に低かった。研修会中に理解や実施の自己評価は上昇する傾向にあり、特に事例検討後に明らかな上昇が認められたことより、参加型学習の効果が示唆された。 2.小児在宅療養コーディネーター研修会の改訂プログラムの考案 看護師、保健師との協働で、(1)親子の相互作用・家族機能ご社会資源の基礎知識、(2)セルフケア・重症心身障害児ケア・ターミナルケアに着目した小児在宅ケアガイドラインを検討した。 ガイドラインと質問紙調査の結果に基づき、コーディネーター研修会のプログラムを改訂した。中部地区3県の病床数300床以上で小児科を標榜する総合病院または小児専門病院計109施設に研修会の案内を送付し、参加を希望した看護師66名を対象に平成17年6月より8か月間、計4回の研修会を開催した。看護師に対する3回の質問紙調査の結果、包括的支援の理解、実施、気持ちはいずれも肯定的に変化し、'特にグループ討議後に変化する者が多く、ピアサポートの効果が示唆された。
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