研究課題/領域番号 |
15592304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
山口 求 広島国際大学, 看護学部, 教授 (90290387)
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研究分担者 |
池田 公子 広島国際大学, 看護学部, 教授 (40212766)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | FFFS / 乳幼児期 / 3歳児心の発達 / 3歳児の行動 / 養育態度 / 家族構成員との関係 / サブシステムとの関係 / 社会との関係 / 乳幼児の発達 / 家族機能(FFFS) / 母親の養育態度 / 3歳児の心の発達 / 子どもの行動 / 3歳児健診 / 3歳児 / 心の発達アンケート(問診票) / 幼児期の発達 / 親の家族機能(FFFS) / 親子関係 / 家族の病気 / 家族の心配事 / 発達の規定要因 |
研究概要 |
平成15年度に家族機能(FFFS)の調査を、西日本(大阪、岡山、広島)地域で行った。倫理的配慮として、研究の目的とプライバシイを遵守すること、個人が特定されないよう統計処理を行うことなどを書面に記し、同意書に署名捺印して同意の得られた対象に行った。同意書は大学研究室の鍵のかかる書架に保存している。本大学の倫理委員会の承認を得て実施した。 乳幼児期の子どもの親の家族機能の結果については、目的である3点を明らかにした。(1)乳児期の親の家族機能の特徴は、因子分析により6因子が抽出された。因子構造から配偶者相互との関係を中心に据えた家族構成員の関係、次にサブシステムでは、知人との関係が重要視されていた。社会との関係では、病気や心配事なとの核家族の問題が窺えるものであった。(2)乳幼児(0歳〜5歳)の発達は、因子分析により4因子(認知、運動、身辺自立、社会性)が抽出された。年齢別に子どもの発達と親の家族機能(FFFS)との関係を明らかにした。結果の特徴は、子どもの発達の特徴を反映した結果であり、支援の方向性を示唆した。 平成16年度に3歳児の心の発達と家族機能FFFS、母親の養育態度の調査を実施し(広島県と岡山県)、3歳児の心の発達や行動の特徴を明らかにし、家族機能との関係、また母親の養育態度との関係を明らかにした。研究方法手続きは平成15年度と同様に行った。 家族機能に関する研究と3歳児の研究結果は、PECERAの国際学会や日本発達心理学会と日本家族看護学会に研究の成果発表を行った。
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