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在宅脳血管障害者と家族介護者を対象とした摂食・嚥下の看護介入の評価研究

研究課題

研究課題/領域番号 15592325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域・老年看護学
研究機関首都大学東京 (2005)
東京都立保健科学大学 (2003-2004)

研究代表者

河原 加代子  首都大学東京, 健康福祉学部, 教授 (30249172)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード脳血管障害 / 摂食・嚥下機能 / 評価方法 / 看護介入
研究概要

1.本研究の目的は、脳血管障害者と家族介護者の生活の再構築を支援するために、在宅領域で一般化できる看護介入の方法と、介入効果を量的に測定する用具の開発を目指している。
2.本研究は、2つの段階を経て実施された。
(1)在宅環境で使える摂食・嚥下を視覚的に測定する用具の開発
(2)看護介入の効果を測定する評価研究
3.結果として、
(1)については、患者の摂食・嚥下機能障害の個別性、多様性からVF(嚥下造影)に代わる測定用具の開発には、さらに基礎的研究が必要であることが明らかになった。
本研究では、これに代わる摂食・嚥下機能評価方法として、嚥下機能と同時に、呼吸の軌跡を測定する方法のパイロット・スタディを実施した。
「高齢者のRSSTと咳嗽力からみた誤嚥性肺炎のリスクの検討」および「在宅高齢者の嚥下能力と姿勢および日常生活動作との関連」として学会に報告した。
(2)については、脳血管障害者を対象とした摂食・嚥下の看護介入のプロトコールの作成を行った。データ収集は、リハビリテーション病院と訪問看護ステーションの両方で実施した。
リハビリテーション病院では、摂食・嚥下能力の評価に加えて、ハイリスクな状態や高次脳機能障害を含めた評価を行った。患者5名にパイロット・ケース・スタディを実施し、プロトコールを作成した。プロトコールを用いて、在宅療養者5名を対象としたデータを収集し、プロトコールの修正を行った。
総括として、在宅ケア領域における姿勢保持(平成13年度から平成14年度報告)と、摂食・嚥下(平成15年度から平成16年度報告)を柱とする看護支援プログラムを作成した。
在宅ケアを受けている脳血管障害者と家族介護者2組で、プログラムの有用性について検討した。
今後、プログラムの縦断的評価をしていきたい。

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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