研究課題/領域番号 |
15592352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 (2005) 群馬県立医療短期大学 (2003-2004) |
研究代表者 |
斉藤 基 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (30258884)
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研究分担者 |
佐々木 かほる 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (60258879)
宮城 重二 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (00117590)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 家族介護 / 要介護度 / 介護の質 / 介護評価スケール / 家族介護者 |
研究概要 |
1.目的家族 介護による介護評価スケールの開発を目的として、先行研究において作成したスケールの検討結果から、対象者の重症度に合わせた要介護度別の介護評価スケールを作成し、その信頼性・妥当性の検証を行った。 2.方法 要介護度別((1)「要介護1〜2」、(2)「要介護3〜5」)に対応した介護評価スケールを作成し、調査を実施した。調査対象は訪問看護ステーションを利用している家族介護者とし、(1)「要介護1〜2」に対応するスケールでは42人、(2)「要介護3〜5」に対応するスケールでは60人とした。 3.結果 1)「要介護1〜2」に対応したスケール:項目分析やIT相関分析から最終的に質問項目を24項目とし因子分析及びスケールの総得点と他要因との相関を検討したところ、それぞれ構成概念妥当性及び内容的妥当性が確保されていた。また、Cronbach's α係数は「0.813」を示し、信頼性が確認された。 2)「要介護3〜5」に対応したスケール:項目分析やIT相関分析から質問項目を30項目とし因子分析及びスケールの総得点と他要因との相関を検討したところ、それぞれ構成概念妥当性及び内容的妥当性が確保されていた。また、Cronbach's α係数は「0.806」を示し、信頼性が確認された。 以上の結果から、今回作成した対象者の重症度に合わせた要介護度別の家族介護による介護評価スケールは、妥当性や信頼性が支持されたことから、実用に向けての可能性が確認された。
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