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地域の持続可能な舞台芸術創造環境を支える非営利型プラットフォーム形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15601002
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 非営利・共同組織
研究機関名古屋大学

研究代表者

清水 裕之  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30187463)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードプラットフォーム / 舞台芸術 / 文化経済学 / 地域 / 舞台芸術施設 / 非営利 / 舞台芸術環境 / 持続可能性 / 劇場 / ネットワーク
研究概要

本研究では舞台芸術創造に関わる舞台芸術創造組織から鑑賞者まで,すべての構成要素が,オープンネットワークの中で自らの役割と関係性を把握し,他者との関係付けをしながら行動できるための社会的仕組みが必要であるとして,その仕組みを舞台芸術創造・享受のための「プラットフォーム」と定義し,その社会的な意味,成立の条件,具体的なあり方を明らかにすることを目標とした.
本研究は,大きく3つのアプローチを行った.ひとつは地域における舞台芸術創造活動の要として機能している公立文化施設に対する郵送方式の調査票調査である。把握された2821施設全体に行い、1200施設の回答を得た。特に施設の開かれ度を軸とした数量化III類を用いた多変量解析を行い、5つの施設類型を抽出した。
二つ目は既にプラットフォーム機能を何らかの形で担っているような組織を抽出し,その活動内容と意図する役割,今後の展開の方向性,課題などについて,聞き取り調査を行い,それらの事例の中から,プラットフォームに必要な要件を取りまとめた.
さらに,現時点で公立文化施設に大きな影響を与えることが予想されている「指定管理者制度」について触れ,それを契機として地域の舞台芸術プラットフォーム機能を考えてゆくために,筆者らの研究グループが地域の市民組織と連携して,名古屋における市民側からの公立文化施設のあり方を考えるワークショップを行い,その議論を基盤として市民組織が行政に対して指定管理者制度の導入に際し,文化施設に係る条例の改定への提案をおこなった.そしてこれらの結果を取りまとめて、プラットフォームの機能と公立文化施設のプラットフォーム化過程の階梯を提案した。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 名古屋市文化小劇場を通してみた地域小規模公立文化施設の管理運営の現状と課題2004

    • 著者名/発表者名
      白井大輔, 清水裕之, 大月淳
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集 No.583

      ページ: 31-37

    • NAID

      110004659859

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書 2004 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] The current status and subject for management of the small-scale public Halls in the region2004

    • 著者名/発表者名
      Daisuke SHIRAI, Hiroyuki SHIMIZU, Atsushi OTSUKI
    • 雑誌名

      Journal of architecture and planing(Transactions of AIJ) Number 583

      ページ: 31-37

    • NAID

      110004659859

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 清水裕之: "公立文化施設の開かれた運営に関する調査(中間報告)"第2回世界劇場会議論文集. 2004年号. 213-243 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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