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学校・大学におけるe-Learning導入の運営・組織的要件に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15630013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 教育工学
研究機関電気通信大学

研究代表者

岡本 敏雄  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (60125094)

研究分担者 田野 俊一  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (50282918)
不破 泰  信州大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00165507)
磯本 征雄  岐阜聖徳学園大学, 経営情報学部, 教授 (10029994)
関 一也  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (20361834)
松居 辰則  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教授 (20247232)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードe-Learningの活用 / e-Learningの導入・運用 / e-Learning実践の組織的要件 / e-Learningシステム / e-Learningコンテンツ / 遠隔講義モデル
研究概要

昨今,情報通信技術の向上によって,e-Learningによる教育・学習環境の必要性が叫ばれ,様々な教育実践が行われている.しかしながら,大学におけるe-Learning導入の歴史が浅く,多くの大学では,検討すべき課題や整備すべき環境が把握できていない場合が少なくない.そのため,e-Learning導入を一層困難なものにし,結果として失敗に至る事例が数多く報告されている.
本科研では,国内外の調査を踏まえて,e-Learning導入/運用,並びに制度的な要件を整理し,諸問題を明らかにする.具体的には,"e-Learningコンテンツ(教材)・学習環境","運営","制度"の3つの側面から研究を遂行し,e-Learningコンテンツ開発を支援するセンターの設置,e-Learningによる講義を効果的に実施するためのティーチングアシスタントやシステム管理者の設置,e-Learningによる単位取得制度の検討を進めた.本科研の成果は,次のようにまとめられる.
[1]e-Learning導入大学の現状調査
国内でe-Learningによる教育実践を進めている大学(院),e-Learningプラットフォームやコンテンツンテンツを開発している企業を主な対象にアンケート調査を実施し,分析した.
[2]国内外の先進的e-Learning導入大学の実地調査
【海外】
スタンフオード大学のe-Learning実践センター(SCPD : Stanford Center for Professional Development)と,アリゾナ州立大学のe-Learning実践センター(TBLR : Technology Based Learning & Research)を視察し,e-Learning導入に関する要件を"運用組織","カリキュラム","設備"の3つ観点から整理した.
【国内】
e-Learningによる教育実践を積極的に進める,東北大学(大学院教育情報学研究部・教育部),東京大学(情報学環),長岡科学技術大学(Eラーニング研究実践センター),信州大学(工学部),名古屋大学(情報連携基盤センター),青山学院大学(経営学部)を視察し,e-Learning導入・運用に関するノウハウ,及び組織的な要件を整理した.
[3]e-Learningを取り入れた講義のモデル化と実践の在り方と問題点
「講義のモデル化と実践の在り方」をテーマとする座談会を開催し,談話内容をプロトコル分析した.そして,講義のモデル化と実践の在り方を検討し,整理した.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 関 一也, 岡本 敏雄: "e-Learning環境での学習オブジェクトの適応的系列化手法に関する研究"電子情報通信学会論文誌. J86-D-I・5. 330-344 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 新村 正明, 不破 泰: "信州大学インターネット大学院にぉけるマルチメディア教材の利用と履修状況について"人工知能学会誌. 18・4. 426-432 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 津森 伸一, 磯本 征雄: "自由記述形式レポートの自動採点と教員評価による総合評価"電気情報通信学会技術研究報告. ET2003-26. 37-42 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 松居 辰則, 岡本 敏雄: "インターネット遠隔講義配信のシステム・内容・運用に関する総合的検討"電気情報通信学会技術研究報告. ET2003-27. 47-52 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 岡本 敏雄, 松居 辰則: "理工系大学院における統合型e-Learningによる講義配信の実践と評価"教育システム情報学会第28回全国大会論文集. 225-226 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 関 一也, 岡本 敏雄: "e-Learningにおける学習オブジェクトの系列化手法"教育システム情報学会研究報告. 18・1. 27-34 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 野中 和幸, 岡本 敏雄: "Web教材へのメタデータの半自動付与と活用に関する研究"人工知能学会研究会資料. SIG-IES A203-02. 7-12 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 李 正遠, 松居 辰則: "学習履歴情報に基づいた学習過程のダイジェスト化"電子情報通信学会技術研究報告. ET2003-8. 43-48 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川 仁美, 岡本敏雄: "教材構造解析結果に基づくWeb教材のメタデータの半自動付与とその活用法"日本教育工学会第19回全国大会講演論文集. 201-202 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤 由香里, 岡本 敏雄: "語学学習支援システム(CALL)開発における教材構造モデルの提案"電子情報通信学会技術研究報告. ET2003-3. 13-17 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] サイラ・ムハトベク, 岡本 敏雄: "文章解析機能を備えたカザフ語学習のe-Learningコンテンツの開発"日本教育工学会第19回全国大会講演論文集. 115-116 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Toshio Okamoto: "Human Factors and Innovative Approaches (Claude Ghaoui ed.) Chapter 6"Integrated e-Learning System and Its Practice, E-Education Applications. 300 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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