研究課題/領域番号 |
15630016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
野上 道男 日本大学, 文理学部, 教授 (50087144)
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研究分担者 |
岡部 篤行 東京, 大学院・工学系, 教授 (10114050)
田村 俊和 立正大学, 地球環境学部, 教授 (00087149)
中村 和郎 駒沢大学, 文学部, 教授 (70087063)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2003年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 地理学 / 社会的責任 / 地理情報技術 / 研究動向 |
研究概要 |
研究組織として、1)研究動向の評価(田村座長)、2)地理学を深化させる地理情報技術(岡部座長)、地理学の社会的責任(中村座長)、の3つのWGを立ち上げた。各WGはそれぞれ日本学術会議地理学研連の委員会終了後や別個の機会をもうけ、それぞれの課題について討議を行った. 1)については、日本における地理学研究の現状を総括し、「学際性」「環境」「地域」「空間」をキイワードとする研究方向を提示した. 2)については、「研究者の地理情報技術取得」「地理情報技術を利用する理学者と地理情報技術を作る地理学者の連携」が具体的な解決策であることを提示した. 3)については、「地理学と隣接科学の関係」「地理学の社会的貢献の可能性」「時代の展開期における地理学の在り方」の検討を通じて、地理学がどのように社会的責任を果たしうるかを明らかにした. 以上の成果を公表するために、2003年10月12日、岡山大学で開催された日本地理学会の大会の際に、公開パネルディスカッション「地理学の発展」(5時間)を開催した. 聴衆は延べ150名程度で、会場には常時90名くらいが参加していた.パネルディスカッションの発言は録音し、それをもとに文書化し、報告書「地理学が開く道」95ページを1000部印刷した.当日会場で予約した85名については郵送し、残りは2004年3月26日、東京経済大学で行われた日本地理学会大会会場で配布した.
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