研究課題/領域番号 |
15638004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
林学・森林工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山本 進一 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (60191409)
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研究分担者 |
井鷺 裕司 広島大学, 総合科学部, 助教授 (50325130)
原 登志彦 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (80183094)
戸丸 信弘 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教授 (50241774)
巌佐 庸 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70176535)
舘田 英典 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70216985)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 企画調査 / 空間的スケール / 固体群統計学 / 時間的スケール / 集団遺伝学 / 森林生態系 / 大面積長期モニタリングサイト / 分子生物学 |
研究概要 |
森林生態系の存立・維持機構の解明と種及び遺伝子多様性保全のための基礎研究として、我国の主要な森林タイプの森林に設定された大面積長期モニタリングサイト(MS)を研究サイト_<1)>として、構成樹種の構造と動態を個体群パラメータの個体群統計学的解析_<2)>と、林の構造や動態を強くコントロールしているターゲット樹種_<1)>の集団遺伝学的パラメータの分子生物学的手法を用いた解析_<3)>を行う。これにより、森林生態系の構造と動態が種個体群と遺伝子レベルで解明されるとともに、近未来・遠未来における環境変化が森林生態系の生態的変化と遺伝的変化に及ぼす影響を予測するためのベースラインデータが収集され、そのモデル化が可能となる_<4)>。 このような意義と必要性を持った特定領域研究の研究領域を立ち上げるためには、1)から4)の項目に関して世界でトップレベルの研究成果を上げている研究者達による綿密な企画調査により、a)確固とした全体研究計画、b)個別研究計画(班構成)と全体研究計画の整合性、c)最適な研究メンバーの人選、d)合理的な研究経費の支出計画、等について実現可能な案を立案することが必須である。そのためには、そのような研究者達による有機的かつ緊密な企画調査活動が必要であり、基盤研究C(企画調査)を申請した。 2回の全体会議(1泊2日で名古屋で開催)と分担者間の個別検討から、1)全体研究計画として、空間的・時間的スケールを軸とした森林生態系の構造と動態に関する種個体群と遺伝子レベルでの解明を目的とする、2)個別究計画(班構成)と全体研究計画の整合性については、個別研究計画は、生態、遺伝、モデルの3分野とし、全体研究計画においてこれらを空間的・時間的スケールを軸として統合する、ことの方向性を確定した。 今後、この方向性をもとに具体的な研究計画を立案することとした。
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