研究課題/領域番号 |
15638010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飯山 賢治 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (60012077)
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研究分担者 |
鮫島 正浩 東京大学, 大学院・農学生命学研究科, 教授 (30162530)
飯塚 尭介 東京大学, 大学院・農学生命学研究科, 教授 (30012074)
宝月 岱造 東京大学, 大学院・農学生命学研究科, 教授 (10107170)
磯貝 明 東京大学, 大学院・農学生命学研究科, 教授 (40191879)
小野 拡邦 東京大学, 大学院・農学生命学研究科, 教授 (30261960)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 環境基本計画 / 環境保全 / 物資循環 / 循環型社会の形成 / バイオマス / 木質系資源 / 農畜産系資源 / バイオマス・インダストリアル・コンプレックス |
研究概要 |
環境基本計画は、戦略プログラムの一つとして「物質循環の確保と循環型社会の形成に向けた取組」があげている。循環型社会に対する期待は高まっており、とくにバイオマスに関しては、自然の物質循環系と社会経済の循環系を結ぶものとして、大きな可能性が潜んでいると考えられている。バイオマス循環社会とは、木質系資源、農畜産系資源・生活系資源を余すところなく使い、化石燃料依存型、大量生産・大量廃棄型社会を大きく見直すとともに、地域に新たなバイオマス産業が創出され、自然と共存しながら豊かな生活が営める社会であるということができる。この基本設計を構築することこそが「生活と生物資源の環境共生」系社会の実現につながる。そしてそのためには広範な技術と知識の集積が求められている。 1.熱帯アジア地域の未利用資源量の調査に基づき、ゼロエミッション型で循環型社会に適合するバイオマスエ業複合体構築のために必要な技術開発の課題について、広い専門分野の研究者でその可能性について討論を進めた。 2.また、化石資源からではなくバイオマスから誘導すべき"もの"について検討を加え、科学研究費補助金平成16年度発足特定領域研究として「多糖のナノ材料工学-次元制御による機能リファインメント-」(申請代表者:東京大学大学院農学生命科学研究科教授・磯貝 明)をまとめ、提出した。 3.さらに、バイオマス工業複合体構築の技術的及び社会経済的可能性を検討し、平成17年度発足特定領域研究申請書作製の準備に入っている。
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