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専門医教育と関連した卒前、卒後矯正歯科教育カリキュラム作成のための企画調査

研究課題

研究課題/領域番号 15639018
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

毛利 環  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10251836)

研究分担者 荒木 孝二  東京医科歯科大学, 医歯学教育システム研究センター, 教授 (70167998)
森田 修一  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (60157899)
花田 晃治  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90013979)
山口 秀晴  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20085806)
相馬 邦道  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10014200)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード国際研究者交流 / スウェーデン:ノルウェー:イギリス / 歯科矯正学教育 / 歯学教育 / 卒後教育 / 専門医教育 / カリキュラム開発 / PBL
研究概要

研究目的:卒後専門教育において適切な診断、治療能力を有する矯正歯科担当医を養成すると同時に、卒前矯正歯科教育では、一般歯科医としての明瞭な枠組みの内容を意識したカリキュラムによる教育を行う必要性が強く示唆されている。歯学部における卒前教育内容と専門医教育と関連した卒後教育に関して枠組みを設けた教育ガイドラインを設定することは重要である。そのような目的で、EUプロジェククトのモデルとされているスカンジナビアの制度とそれに関連した卒前、卒後教育それぞれのカリキュラムと同時にわが国の現状について公開セミナーを行う。それによって、歯科矯正治療のシステムや歯科専門教育に対する認識を高めると同時に、具体的な卒前、卒後歯科矯正学教育標準参考カリキュラム検討についての足がかりとすることを目的とした。
具体的研究実績:(1)EUにおける「ERASMUS」「EURO-QUAL」「DentEd」プロジェクトと現地の卒前、卒後矯正歯科教育の現状と教育システム、カリキュラム内容について現地調査を行った。(2)わが国の現状について日本矯正歯科学会教育委員会によって行われた調査結果とスカンジナビアにおける歯科矯正学専門教育および歯学部教育について、日本矯正学会と連携して検討を加え、報告資料を作成した。(3)「EURO-QUAL」「DentEd」の中心メンバーであるStenvicオスロ大学主任教授と、PBL歯学教育マルメモデルのBondemarkマルメ大学主任助教授を招聘し、わが国の矯正歯科の卒前、卒後教育カリキュラムについてレビューを依頼すると同時に、両海外共同研究者とわが国を代表する歯科矯正学教育指導者らによる公開セミナー「わが国の今後の卒前、卒後歯科矯正学教育を考える」を、全国から多数の参加者を得て開催した(2004年2月27日:於新潟市)
結論:卒前、卒後歯科矯正学教育は、社会における歯科矯正治療の位置づけや専門医制度とのかかわりを深く持つ。卒後専門教育および卒前の教育について十分な考慮を払って議論を行い、各教育施設間の交流を積極的に進め、歯科矯正学教育のみならず歯科矯正治療のクオリティ向上をはかることが求められている。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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